|
カテゴリ:独立系FPのよもやま話
こんばんは。ファイナンシャルプランナー上ちゃんです。
今日は私が普段おつきあいしている保険会社の方が、当社に来られました。 どんなお話かと思いきや、 「実は今日付けで退職することになりました。」 といったお話でした。 その理由をお聞きしてみると、 「逓増定期が販売停止になり、法人マーケットで仕事をしていた私にとって、売る商品がなくなった。」 ということでした。 逓増定期は、法人にとってはありがたい保険商品。 経営者に万一のことが起きた時への備えと、役員退職金の確保を両立できる商品。 そんなわけで、生保マンにとって非常に売りやすい。 ただし、おいしい商品だからゆえに、国税庁に目をつけられる。 その結果が、今回の逓増定期保険販売停止という生保会社の自主規制。 「えっ!」と私も思ってしまった。 国税庁は、徴税強化だけを考えて、納税者の財務のことはこれっぽちも考えていない。 そんな風に私は思う。 ただ、ファイナンシャルプランナーの視点で考えて見ると、 「租税回避の疑念をもたれる商品は販売しない。」 という生保会社や保険代理店がどれだけあったのか?とも思う。 いずれにしても、私がお世話になっていた生保マンの方が退職された。 「退職後の資金繰り、一緒になって考えますよ。」 とその方にいうのが精一杯。 どんなビジネスでも、おいしすぎるものは長続きしない。 とはいえ、お世話になった生保マンの方が去られるのは、残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月25日 20時25分33秒
コメント(0) | コメントを書く
[独立系FPのよもやま話] カテゴリの最新記事
|