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カテゴリ:独立系FPのよもやま話
こんばんは。ファイナンシャルプランナー上ちゃんです。
昨日は、岩国市でとある自治会の有志の方を前に講師をしていました。 テーマは、遺言とライフプランです。 遺言は、特に定年退職前後の世代にとって、非常に興味のある事柄です。 1時間半、時にはちょっとしたジョークを混ぜながらお話していました。 講師としてそれなりの受けは取れたつもりでしたが、 話の途中で、ちょっとしたミステイクがありました。 遺言となると、相続の話は必ずしなければなりません。 相続となると、どうしても税金の話が出てきます。 遺言がないがために遺産分割協議がまとまらないと、 最悪の場合、配偶者の税額軽減などの相続税上の恩典が使えなくなります。 税金を申告するのは税務署、自筆遺言書の開封(検認)を行う場所は裁判所です。 ミステイクはひょんなことで起こります。 「自筆遺言書の検認を行う場所は税務署です。」 といってしまいました。脳のシナプスが混線してしまったのです。 こんなとき、誤りをあせって正すと、もう一度誤りを口走ってしまいます。 「自筆遺言書の検認を行う場所は税務署ですか?」 という受講者の指摘で、誤りに気づきました。そして、今度は正しく 「自筆遺言書の検認を行う場所は裁判所です。」と言えました。 受講者にとって切実な問題だったから、「間違われては困る!」という思いもあったのでしょう。 こんなときに、チェックしてくれる受講者の存在は本当に頼もしい、ありがたいものです。 まさに、感謝感激雨あられです。 私は、やっと冷静になることができ、普段のテンションで講義をすることができました。 たがが「いいまつがい」 されど「いいまつがい」 講師をするものにとって、「いいまつがい」にどのように対処するかは死活問題かもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月14日 23時05分30秒
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