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カテゴリ:映画
「ライフライン」ビクトル・エリセ監督
時計の針が15:40ごろから始っていたことについてのメモ。 1933 ドイツ・ナチス政府 1939-45 第二次世界大戦 1936 スペイン、フランス人民戦線政府樹立 1936-39 スペイン内乱 1939 スペイン、フランコ独裁政権樹立 1940 ドイツ・ナチス、カトリック国ポーランドに侵入 ドイツ、フランス休戦条約 スペイン・フランコ政権、非交戦国(中立)を宣言 ラテンアメリカにおける植民地政策の再編成を図る そして、1940年にビクトル・エリセ監督は、スペイン北部バスク地方に生まれているそうです。 10分の映画の中にはこれらの出来事が、普通の生活者や子供たちの姿に凝縮されて描かれていたと思います。手首に腕時計の絵を描いて時計の音を聞くしぐさをする少年や、ブランコにのる少女の足、ナチスの旗と和平の新聞、鳥、蛇、落ちた木の実、赤ちゃんを覗き込む黒猫。唄。 映像に引き込まれてドキドキ緊張した10分間でした。 なぜ映画が15:40から始っているのかが不思議だったので、少し調べてみました。 見当違いかもしれませんが、歴史のお勉強になりました。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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