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テーマ:TVで観た映画(3913)
カテゴリ:映画
見逃していた映画『こわれゆく女』1975/米 ジョン・カサベテス監督
をBSで見ました。 その後、WOWOWで『LAST SHOW--ラストショー--』2005/パルコ劇場 長塚圭史作・演出 を見ました。 こわれゆく女は、冒頭シーンのジーナ・ローランズが片方のサンダルを踏み外して、けんけんする姿の怪しさ(と言っていいのかどうか)にマイってしまい、ぐいぐい引きずり込まれました。 これは恐い映画でした。 夫のピーター・フォークもこわれてゆく男でした。 ラストショーはもっとこわれた男たちと息子のからむ物語で、カニバリズムまで突き進みます。 二つの作品とも、家族関係の深淵を突き詰めれば闇ということを、思い出させます。 しばらく心身を揺さぶられて、霍乱してしまいました。 ***** 写真は一輪草。 日が当たると花が開きます。日陰ではこのように閉じています。 lomo-fisheye ネオパン400 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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