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テーマ:最近観た映画。(40089)
カテゴリ:映画
荻上直子監督・脚本(原作:群ようこ)『かもめ食堂』を、観てきました。
小林聡美・片桐はいり・もたいまさこの大好きな三人娘!が出ていたこと、 フィンランドで「食堂」という設定が不思議で、観たいと思っていました。 好評のロングランが続いているようです。 ゴールデンウィークに観るに楽しい映画だった。 なにしろ個性派の3人が、それぞれの存在感を発揮しているのだから、それだけで十分満たされた心持になる上に、アキ・カウリスマキ監督映画常連の俳優さんも出演していて、その作品つながりも連想させてくれて、今まで映画を観てきてよかったなと、素直に思ったことだった。 作品はファンタジーっぽい一面もある、気の効いたセリフもある、べたつかない、気持ちのよいものだった。 サチエ(小林聡美)さんが、プールで泳ぐシーンが何度かあり、それは好きなシーンなのだが、 最後に一人で泳いでいたサチエさんが、「かもめ食堂がついに満席になりました」とフィンランド語でつぶやくと、カメラがパンして、プールにうまく配置されたフィンランドの女性たちがいっせいに拍手するシーンがある。 このシーン、私なら入れないだろうと、思う。 可笑しかったのは、呪いのわら人形のお話。 山葵のように効いていたと思う。 人を呪うときの日本の魔術を教えてといわれて、出てくる。 近くの席で若い男性が、大声で笑っていたが、さては何か身に覚えがあったのかしら。 好きな女優さんが、よい仕事をされていて、嬉しくなった。 この監督の『バーバー吉野』は見逃しているのだが、『恋は五・七・五!』はwowowで観た。 バーバー吉野は、ぜひ見てみたい。 ****** 写真は新宿の黄昏時。 カメラはキャプリオGX8です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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