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カテゴリ:読書
竹田青じ氏のポストモダン批判は有名らしいが、「人間の未来」ちくま新書・にも
ポストモダン思想は「イロニー」の思想だと書かれている。 「イロニー」は、この社会の矛盾を深く知っている。しかし、一切は相対的であるという論理によって自分を支えているから、矛盾を克服する「原理」を見出すことはできない。このため「イロニー」は現実に対する否定的・退行的・皮肉的・逃走的態度をとる。その態度の本質は、論理相対主義を最大限に活用して社会の矛盾を批判しつつ、しかしそれに距離をとって「精神の内的自由」を確保することにある。 これは、それと自覚せずとも多くの現代人の生き方・考え方だったと思う。 私の詩も無自覚、無意識に近いが、この位置にあろうとしていたと思う。 ここからまた読み継いでいきたい。 ********** 明日から一泊でまた娘達が来る。 娘もいよいよ求職活動を本格的に始めるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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