2008年、まさしく「変」に象徴される年であった。
毎年、清水寺で行われる今年を表す「今年の漢字」は・・・・・・「変」であった。
「まさしく・・・・・・」と思う。
まずは変な奴が起こした殺人事件の数々。
そして「変化」の「変」・・・・・・
アメリカに端を発した「サブ・プライムローン」が原因の世界的大不況。
当初は投資マネーは石油にシフトして、原油価格が高騰、「一体いくらまでガソリンが上がるのか?」と心配したのは半年前のこと。
創業130年、既成概念では潰れるはずの無かったリーマンブラザーズが潰れたことで、世界に「信用収縮」が広まることになった。
それが今はどうか?世界的大不況を受けて原油価格は大暴落。2005年の水準まで下落している。
それを象徴するのが「ドバイ」である。
盛者必衰、栄枯盛衰。
ナンバー1 世界最大 世界一でなければ意味が無いとばかり、高騰する原油で儲けたお金で
ナンバー1、世界最大、世界一路線で数々のものを作ってきたドバイだが・・・・・
アメリカのBIG3も救済される。それを受けてNY株は反発。GMやクライスラーの株も買い戻されている。
円高もあって、これらの株を買って利益を出すには絶好のチャンスであった・・・・・・・
日本の自動車産業も一安心だが、ライバルのBIG3が息を吹き返すことになり、巻き返しを図ってくるのは必至。
本当の意味の「必死」で売り上げ増を目指す。うかうかしてはいられない。
そして、日本の不況にはまだ明るさが見えないままである。⇒動画