カテゴリ:インタラクションメーカー
公式お知らせ:https://mabinogi.nexon.co.jp/notice/infoBoardContent.asp?ix=7382 9月25日メンテナンスにて実装された新機能「インタラクションメーカー」について 簡単に紹介して参ります。 と言っても、ガイド用のクエストで羊飼いのデイアンがざっと教えてくれるので それに目を通している方にとっては、おさらいのような内容となっています。 インタラクションとは? インタラクション(interaction)とは「相互作用」、「相互の影響」といった意味を表す言葉で 新たに追加された「インタラクションメーカー」を通して自分のキャラのペットやパートナー等に 簡単なコマンドを付け加えることで、特定のアクションに対して反応を起こさせる事が可能となります。 例としては、「こんにちは」と言った内容でチャットを行うと それに反応してペットやパートナーも挨拶を返したり 特定のスキルを発動させるとそれに合わせてアクションを取らせたり― 工夫、アイデア次第で複雑な内容のものを作成することも可能です。 インタラクションメーカー使い方 とりあえずごくごく簡単なものを作ってみようと思います。 今回は凄くシンプルに上でも触れたような プレイヤーが「こんにちは。」と言った時、メイドパートナーがそれに対してテキストで返事をする といったものを作っていきます。 まずは、下部メニューの▲ボタンから「マビノベル」の下に追加されている 「インタラクション」を選択。 すると下画像のような「インタラクション管理」メニューが開きます。 ここにあらかじめ登録されているsampleやtraining各種でどういうものなのかを 試してみるのもいいですが、今回はいきなり1つ作ってみることにします。 新たにインタラクションを作成する場合は左下にある新しい編集をクリックします。 その後、対象を選択してください。と出るので、ペット、パートナーキャラクター、アイテム設置物 の3つの中から選びます。 (※アイテム設置物=椅子系アイテムなどの"インベントリから使用することで その場に設置するタイプのアイテム"を指します) メイドパートナーを利用するものを作りたいので、今回はパートナーキャラクターを選びます。 選択後、「インタラクション編集」画面へと移ります。 ここからいよいよ細かい部分を作っていくことになりますが いざ触ってみると、そこまで複雑な造りにはなっておらず 作成の流れを覚えることで誰でも簡単に作れるようになっています。 大雑把に言うと 1)インタラクションを発生させる条件となるプレイヤー側のアクションを設定する 2)ペット、パートナー、アイテム設置物が1)に対して起こすリアクションを設定する 設定するのはこの2つです。 条件(プレイヤー側)の作成 まずは、インタラクションが発生する条件を設定するところからです。 条件選択の▼ボタンをクリックして、項目を選びます。 条件の条件選択では計11種類の中から選択することになりますが 比較的簡単に達成し易い条件として、一番上のキャラクターアクションを選んでみます。 条件でキャラクターアクションを選ぶと、すぐ右隣りに新たな条件選択フォームが追加されます。 パートナーを特定のチャットに反応させたいので、ここは今回はチャットキーワードを選択。 選択後、右隣りにキーワード入力フォームが出現します。 ここに"パートナーを反応させたい条件となるチャット時のキーワードを入力します。(最大50字) とりあえず全く面白味もない文面ですがこれでチャット時の 「こんにちは。」という言葉にパートナーが反応するように設定できました。 以上で、プレイヤー側のインタラクション発動条件は作成完了です。 リアクション(パートナー側)の作成 続いて、その条件を満たしたことでパートナーがどんな反応を起こすのか? その内容を作成設定していきます。 今回作るものは「プレイヤーのチャットに反応してパートナーがテキストを表示するのみ」 と言うだけの簡単な内容なので、設定する項目も少ないです。 行動グループの項目に1とありますが、ここではひとまず無視して構いません。 行動では「話す」を、行動選択では「チャット」を選びます。 すると条件設定時と同じようにテキスト入力フォームが行動選択の右隣りに表示されます。 ここに"パートナーにしゃべらせたい内容"のテキストを入力します。 反応用のセリフは…まあなんかこんな感じで。 とりあえずはこれで作成完了なのですが、どういう感じに出来てるのか確かめるために ちょっとプレビューしてみます。 行動グループの右隣にあるを押すと、プレビュー機能が発動して 管理画面右のキャラモデル領域に映っているキャラが 作成したインタラクション通りのアクションを取ってくれます。 複数パートナーキャラを所持している場合は、適用可能なパートナーがリストアップされるので プレビューで試したいパートナーを選びます。 インタラクション作成中は随時これを使って、上手く動作するかどうか確認してみましょう。 インタラクションを成立するために必要な条件となるプレイヤー側のアクション それに対するパートナー側のリアクション この二つを作成できたら、最後に名前を付けて保存して完了です。 凄く分かり辛い場所にありますが、ウィンドウ最下部のインタラクション名のところに 作成したインタラクションの名前と説明を入力。 (※名前は入力必須ですが、説明文は任意入力でOKです。) インタラクション名入力後、ウィンドウ右下の保存を押せば作成完了となります。 インタラクション管理画面に戻って、今作ったインタラクションがあるかどうかを確認します。 ちゃんと出来てますね。 説明を入力してる場合、カーソルを載せてる間それも合わせて表示されています。 インタラクションをいざ作ってはみたものの、このままでは発動できません。 作ったインタラクションを利用するためには、任意のキャラに適用する必要があります。 作成したインタラクションをクリックして選ぶと、管理画面右の適用リストに 適用可能なペット、パートナー等がリストアップされます。 今回のはパートナー用に作ってあるので、パートナーのキャラのみがリストアップされていますが 以下のパートナーキャラクターはインタラクションに非対応のようです。 (恐らくはタイアップ関係による問題と思われます) めんまパートナーキャラクター レムパートナーキャラクター ラムパートナーキャラクター 適用したいパートナーにメイドを選び、適用することで メイドパートナーの適用状態が、未適用からメイドとあいさつに変更されました。 これでいよいようちのメイドとやり取りができる準備が完了しました。 早速試してみましょう。 インタラクション作成で入力、設定した通り 「こんにちは。」というプレイヤーのチャットに対して 「ちーっす。(略)」とテキストで返しています。 ちゃんと入力した通りに動いていますね。 ちなみに今回、発動条件を「こんにちは。」といったテキストに設定してあるので テキスト文に「こんにちは。」の部分が含まれてさえいれば同じように反応してくれます。 (応用1)発言と同時に動きを追加する うーん、にしてもこのままだとちょっと地味というか… 何か動きが欲しくなりますね。 今作った分では、ただテキストを返してくれるだけで少々味気ないので セリフはそのままに、ここにもう一段階追加してメイドに何か動きを加えてみようと思います。 「ちーっす。(略)」の入力フォームの右隣にあるを押すことで 同時に発生させる行動を追加することができます。 ここではテキストに合わせて同時に発生させるパートナーの2つ目のアクションとして 行動>モーション>スタンド姿勢>つんとした表情の姿勢 と選んでいきます。 プレビューで「ちーっす。(略)」と発言してるのと同時に 先程選んだつんとした表情の姿勢モーションを取っているのが確認できます。 正常に動作していることを確認できたら保存して、再び動作確認してみましょう。 これで「こんにちは。」というプレイヤーのチャットに対して 「ちーっす。(略)」とテキストで返しながらつんとした表情の姿勢を取るという 合計2つの行動を同時に取らせることができます。 (応用2)同じ条件下で発生する2つ目のリアクションを追加する 上記のように作成した場合、「こんにちは。」と言う度に「ちーっす。(略)」という台詞を 毎回返すようになりますが、同じ事ばかり言うのではさすがにワンパターン。 たまには違う挨拶もさせてみたい― といった時には以下のように設定することで2通りのセリフパターンを設定できます。 行動グループ項目の右にあるボタンをクリックすると現在作成中の行動グループの下に 新たな行動グループ項目が以下のように追加されます。 この状態の場合は「こんにちは。」といった1つの条件につき 2つの行動グループが存在することになります。 2つ目の行動グループにはまだ内容を何も付け加えていないので、作成してみます。 パートナーの台詞とモーションを加えて2つ目の行動グループも設定完了。 プレビューも使って動作チェックをしておきます。 そして完成後の2通りの反応が上の画像です。 左が1つ目に作った行動グループのリアクション。 右が2つ目に作った行動グループのリアクションとなります。 どちらもプレイヤーの「こんにちは。」という台詞に反応して発生していますがこのリアクションの どちらか1つの方を意図的に発生し易くさせたい場合には以下の方法を使います。 行動グループの横に「1」という数字が書かれていますが ここを好きな数字に書き換えることで、各行動グループの発生率を調整することができます。 行動グループを2つ設定しており、グループ1とグループ2の発生比率を8:2にしたい場合は 1つ目の方に8、2つ目の方に2と書いておけば数値の高いグループ1の方が発生し易くなります。 ここから更に行動を追加することで、他にも顔に表情を付け加えたり 好きなテキストで上段/一般テロップを流したり、といった遊びを付け加えることも可能です。 モーションのパターンはかなり豊富なので、プレビュー画面で色々眺めているだけでも 楽しめるのではないでしょうか。 なお、作成したインタラクションはお使いのPCのドキュメントフォルダ内 マビノギ>インタラクションの中に.xml形式で格納されます。 インターネット環境を経由して他のプレイヤーと共有することも可能なので 自慢の一品が出来た際には、シェアしてみるのも良いでしょう。 以上が、インタラクション作成の基本的な流れとなります。 最もこれはごくごく簡単なものなので、使い方を覚えて工夫とアイデア次第で 更に複雑且つ凝ったものを作ることも夢ではありません。 管理人も実装後から楽しんでおり、色々試しているところですが これまで定型文しか喋らなかったペットやパートナーが 活き活きしたキャラクターに生まれ変わる様は必見です。 ペット、パートナー、アイテム設置物を利用した遊びの幅を広げるインタラクション 上手く使いこなせれば、グンと楽しく賑やかになります。 是非活用してみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 1, 2019 04:10:50 AM
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