|
テーマ:災害(112)
カテゴリ:災害
保険を見直せば、 「月に1万円の節約」 も可能です! にほんブログ村 地震情報 民主党のマニュフェストは全部嘘だった 地震の被害予測に“新兵器”!東大研究チームが開発 迫りくる大地震に備える決定打となるのか。東京大学の研究チームが、 巨大地震の揺れや津波などの被害状況を分析できるシステムを開発した。 次世代スーパーコンピューター「京(けい)」での実用化を目指すという。 発生が懸念されている東海・東南海・南海地震の被害想定も可能という“新兵器”とは-。 開発にあたったのは、東大総合防災情報研究センターの 前田拓人特任助教らによる研究チーム。 前田氏は「官民一体となった防災・減災プロジェクトの一環としてスタートした プロジェクトです。次世代スパコン『京』が完成する今秋からの本格稼働を目指しています」 と力を込める。 危険視される首都直下型地震や東海・東南海・南海地震などの大型地震の発生に備えて、 2010年から研究をスタート。昨年3月11日の東日本大震災発生に伴い、 独立行政法人「海洋研究開発機構」(JAMSTEC)の現役スパコン「地球シミュレータ」 で開発したシステムを試してみた。 「発生から10分後までに地震波が全国に伝わる。関東平野や仙台平野が沈み込み、 30分後には大津波が沿岸を襲う」(前田氏)という当時の被害状況に近い観測値が出た。 どういう仕組みなのか。 「場所によって不均質な断層の動きと、地球の内部構造。 この2つの詳細な情報をスパコンに入力し、分析結果を出します。 これにより、地震波や津波がどれだけ伝わるかの被害想定が可能になりました」(同) 現在は、先の震災だけでなく、過去に起きた地震のさまざまなパターンの分析を行っている。 将来的には、発生の危険性がある地震にあてはめて被害想定を行うことを目指す。 「情報の精度を上げていけば、市街地で揺れがどう伝わっていくのか というところまで分析が可能になります」(同) 巨大地震の脅威に備えるための“新兵器”として期待が高まる新システム。 入力するデータが大量なため、従来のスパコンではデータの一部を間引かざるをえず、 今秋にも始動する次世代スパコン「京」を踏まえて開発が進められてきた。 この「京」は、2009年の政府の事業仕分けで、仕分け人の蓮舫参院議員(44)が 「2位じゃだめなんですか」と発言。予算縮減の俎上にのぼったのが記憶に新しい。 巨大地震に備えるための大きなプロジェクトが立ち往生するところだったが、 前田氏は「(京の)開発を手がけた理化学研究所の方が厳しい予算の中で、 よく頑張ってくれた。彼らのおかげで開発にこぎつけられた」。 画期的なシステムは世界からも注目を集めている。
★防災グッズ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.02.04 20:12:44
コメント(0) | コメントを書く
[災害] カテゴリの最新記事
|