ニチニチソウが元気だ。
この花は本当によく咲き続ける。

夏の初めごろから一つ二つと花を咲かせて、
気が付けばそこに咲いている花であった。

白と赤があるが、赤い花はよく目に付く。
今日もまた、ああ、あの花が咲いていると、
日々の生活の途切れのない時間の流れを確認する。

春からのこの花の咲き方を思い起こしてみると
春先は若々しい躍動感に満ち溢れた赤だったように思う。
真夏の花は生命活動の頂点を謳歌している赤だったように思う。
冬の初めの今日は暑い夏を振り返り来るべき冬に備える赤に見える。
やや明度が下がっている。

この花はまだまだ咲き続けそうである。

この花が野に放たれた場合、
花の咲き期間が長いという特徴を生かし他の雑草に抗して生き残れるか、
あるいは人の助けがなくなると雑草に押しつぶされて消滅するか。
モネの家の庭の生態系に変化が起こるか否か

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