カテゴリ:京の見どころ
. 真言宗醍醐派 総本山・醍醐寺 平安時代より桜の名所で"花の醍醐"と呼ばれ1,000本を超える枝垂れ・染井吉野・八重などの桜が彩ります 874年弘法大師の孫弟子・理源大師(りげんだいし)により創建され、醍醐・朱雀・村上三代の天皇の深いご信仰により、醍醐山200万坪の広大な境内に修験者の霊場となる上醍醐と山麓にできた大伽藍下醍醐が完成されました 今回は下醍醐の諸堂と見事な桜のご紹介です 醍醐寺の本坊・三宝院前庭の枝垂れ桜です 「土牛(とぎゅう)の桜」と呼ばれています TOPの写真 霊宝館前の枝垂れ桜ともども醍醐寺を象徴するさくらです 醍醐寺一千百有余年の長い歴史のなかで、何度も火災戦乱に会って焼失を繰り返してきましたが、1598年に豊臣秀吉が開いた「醍醐の花見」を機に、三宝院・金堂・五重塔などの諸院お堂が再建され、真言密教の中心的な寺院として多くの信仰を集めています (左)醍醐寺・総門(表門)より入ります 門の前より寺内さくらが目に飛び込んできます (右)「三宝院」大玄関です この前に大きい紅(前出)白(次出)の立派な枝垂れ桜が二本あります (左)前述の白の枝垂れ桜です 白は一段と背が高く紅色とは異なる趣です (右)三宝院前より続く"桜の馬場"と呼ばれる、さくら張り出す参道です (左)三宝院国宝「唐門」 桃山時代の建築で復元されたものですが、門全体は黒の漆塗りで菊と桐(国と豊臣家)の四つの大きな紋には金箔が施されています 1598年豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」では、北の政所・淀君・秀頼を初め諸大名1300人の盛大な行列が、ここ三宝院唐門より桜の馬場を進み、仁王門を通り金堂まで練り歩いたとされ、「豊太閤花見行列」と謂われています 贅を尽くした花見行列の故事にならい、桃山時代の装束に身を包んだ約200人が、馬印逆さ瓢箪を先頭にほら貝・笛の音に合わせ練り歩き、金堂前の舞台で舞楽・狂言などが奉納され往時を偲ばせました 霊宝館横の一段と背の高い紅の枝垂れ桜 碧い空に映えて鮮やかに咲いています 「霊宝館」 仏像・彫刻・絵画など多数の国宝・重文も含む、平安時代以降の仏教美術や工芸美術品10万点が所蔵されています (右)桜の馬場より見える天高く伸びる桜です (左)「仁王門」(西大門) 秀吉の遺命を承けて金堂と共に秀頼が建立したもので、門内に祀られている仁王像は東大寺南大門から移され安置されています (右)国宝の「金堂」(醍醐寺本堂) 醍醐天皇により創建されたが、二度の火災により焼失秀頼により再建、立ちの高い入母屋造り本瓦葺の建物でご本尊・薬師如来はじめ三尊像(重文)が祀られています 前は今日の花見行列の締めくくり舞楽などが奉納された舞台です 金堂横に咲く大きい白の枝垂れ桜です (左)池の傍に立つ「大講堂」 醍醐寺最大の丈六の木造・阿弥陀如来坐像ほか如来・菩薩が祀られています (右)弁天堂 音楽・学芸の女神弁才天が祀らています、水面に朱色のお堂と紅葉の映える時季には一段と風情を増す処です さくら合わさる国宝「五重塔」 京都最古の塔とされています、高さ38mですが相輪部(仏塔の最上部にある装飾部分)が13mを占め、他の塔にない安定した姿を見せます うしろの山は、醍醐山(450m)で上醍醐の国宝・薬師堂ほか諸堂が山腹に点在します (写真は4月8日です、三宝院国宝・表書院や名勝庭園等は撮影禁止でご紹介できないのが残念です) ........................................................................ 京都市営地下鉄東西線 「醍醐」下車 東へ徒歩15分(時期には連絡バスあり) 醍醐寺HP URL---http://www.daigoji.or.jp/ ------------------------------------------------------------------------ 被災地に届けよう! ご紹介です お子様のすこやかなご成長を願う "端午の節句・五月人形、鯉のぼり" 私の懇意な友人が営業している伝統京都の人形屋さんのWEBショップです、衣装のデザインから人形の制作まで一貫して取り組む数少ない人形専門店です、一般実店舗で見て頂くより利口なお値段でお買い求め頂けます、お知り合いにもどうぞ。
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