麦の秋 fu
左の旗はウクライナ国旗 右の旗は沖縄県旗ちのはてのへいわをいのるむぎのあき 風子 僕らにとってまるで地の果てのような国ウクライナの国旗は澄んだ空の青とヨーロッパの穀倉と言われるほどの国の広大な麦畑の黄色で平和を表徴しているそうだこの国には他国の侵略による蹂躙と飢饉の苦しみの中でも収奪を受けた苦しい歴史がある今また狂気の侵略に対する戦さの中で人々は恐怖と悲しみの中にいる一日も早く平和が訪れるのを祈るばかりだがなんとかならぬものか一方こちらニッポン昨日15日は沖縄の本土復帰50周年記念日しかし沖縄県民の本音は素直には喜んではいられないという沖縄は先の大戦では米軍の猛攻撃により焦土と化す一方米軍上陸による熾烈な地上戦により島民(沖縄県民)もまるで捨て石のごとく本土の盾とされて戦い未曾有の犠牲者をだした戦後も島民の土地は強制的に収奪され米軍の巨大基地の島と化した今なお31もの米軍基地在日米軍基地の70%の基地が国土の0.3%の沖縄に集中していて県民は日々危険に脅かされ続けているこの苦悩の声に本土の国民がどれほど耳を傾けているだろうか79年前に沖縄を捨て石にしたのと同じことを容認しているのではないか沖縄は日本列島の南の果ての地だこの悲しむべき事象は形は違えウクライナに通じる幸い我が国は今民主国家で独裁国家ではないから民の声で現状を変えることはできる無知と無関心ほど罪なことはない他人事でなく自分のこととして受け止め声を上げたい声をあげなければ国は何もしてくれない平和なんて脆いもんだ戦前戦中戦後を真剣に生きた爺いのつぶやきです