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カテゴリ:本
組織の「当たり前」を変える -------------------------------------------------- 序章 静かで大きな変化 ・組織と個人の統合および融合 ・双発的手法の実践が難しい理由 ・ファシリテーションに対する誤解を解く など 第1章 組織開発ファシリテーション ・組織を本来の健康な姿に近づける ・子育てと組織開発の共通点 ・自分が消えたときに何を残してやれるのか など 第2章 組織開発ファシリテーターの仕事 ・問題解決のプレッシャーに屈しないこと ・確固たる信頼がものを言う ・学習と問題解決を両立させる「事上練磨」 など 第3章 組織開発ファシリテーションの現場 ・ヒアリング - 沈黙が雄弁に変わるとき など ・戦略立案 - 戦略崇拝論と実行崇拝論 ・ミドルマネージャーの育成 - cureよりcare など 第4章 組織開発ファシリテーターが直面するジレンマ ・振り子を振ってはいけない ・対局の価値観から価値を見直す ・本気で視点を変えると謙虚になれる など 終章 組織開発の物語 ・アーティストの自分とエンタテイナーの自分 ・クライアントと共に考え、クライアントと別に考える ・意図して想像して統合するビジョン など -------------------------------------------------- [引用] 専門の肩書きや会社の名刺を捨てたところで、自分が何を持っているのか、自分に 何ができるのか、自分は何をしたいのか、自分は何者なのかを問い続ける。 Q:あなたはだれですか? A:私は田村洋一です。 Q:それはあなたの名前ですね。あなたはだれですか? A:私は組織開発ファシリテーターです。 Q:それはあなたの職業ですね。あなたはだれですか? A:私はピーブルフォーカス・コンサルティングの顧問です。 Q:それはあなたの肩書きですね。あなたはだれですか? A:私は家庭を持つ父親です。 Q:それはあなたの役割ですね。あなたはだれですか? A:私は…。 あなたはだれですか? 自分の力を使って何をなそうとしている、何者ですか? [引用終わり] 今年の春ごろに、中村コーチから紹介していただいた本です。 転職して、新しい職場でどのようなやっていくかということに迷いを持っていたときに 読んだこともあり、「今年の指針にしよう」と思いました。 “自分だけが結果を出すのではなく、組織として結果を出す”ということにトライしようと 決めていたので、迷いが生じる度に、何度も何度も読み返しました。 「問題解決のプレッシャーに屈しないこと」 「変化を強要しない」 「失敗を見守る」 「振り子を振ってはいけない」 読み返す度に、「知っていることと、分かることは違う」と実感します。 2007年もあと残すところわずかとなりました。 残念ながら、業績につなげることはできませんでした。 かなりショックでしたが、今は、「これが私の実力なのだ」と受け止めています。 次のステップに進むにあたり、もう一度読み返して、考えを整理したいと思います。 [引用] いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。 たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を 一人で見ていたとするだろ。 もし愛する人がいたら、その美しさや そのときの気もちをどんなふうに伝えるかって? 写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いてみせるか、 いや、やっぱり言葉で伝えたらいいのかな。 その人はこういったんだ。 自分が変わってゆくことだって…。 その夕陽を見て、感動して、 自分が変わってゆくことだと思うって。 (『旅をする木』星野道夫著、文藝春秋) [引用終わり] ※写真はLinkStyle様からお借りしています。
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Last updated
2007/12/03 12:02:42 AM
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