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下記はチェルノブイリへ何度も取材に行かれ、今回の東日本の震災にも取材に行かれた広河隆一さんへのインタビューの抜粋です。
~~~~~~~~ 震災後3月13日午前10時半、福島原発の一番近い双葉町ではチェルノブイリで使用していた放射線検知器の針が振り切れて検知不能だった。 (100マイクロシーベルト機だけでなく1000マイクロシーベルト機も振り切り) 町を歩く人たちがあまりに心配になり副村長さんと毎日新聞社に動いてもらって、やっと政府から午後3時頃、毎時1557マイクロシーベルトと5時間後に発表。 数値的に明らかにチェルノブイリでの避難レベルよりも高いにも関わらず、政府の動きはあまりにスローだった。関係者に聞くと「パニックを煽ると危険だから、数値がおさまってから”一時的には高くなったが今は下がりました。”と言って先に対処をして回避したように発表したかった」と言います。 私は甘いと思います。パニック云々は解かりますが、優先的には一時間でも早く避難させなければいけないっていうレベルの認識が甘すぎる。 TVで何を表明していても安心出来ないことは、言葉の節々に感じ取れる。 例えば、チェルノブイリの10分の1程だと簡単に言うあたり。 チェルノブイリでのセシウムという放射物質の量だけ見ても、広島原爆の500~800発ということは、少なく見積もってもすでに広島原爆級の爆弾が福島原発に50発は落ちたことになる。 今一番の懸念は原子力産業の圧力で隠蔽工作されること。 ソ連でも近いことがあったけれど旧ソ連の保健省が力関係が強かったことで対処が進んだ。 それでもチェルノブイリでは何年も後に多くの甲状腺癌の子どもが生まれている。 つまり全世界が危機管理として、子ども、妊婦を最優先に避難させるべきだと知っている。 その点から日本政府はまだまだ危機感が薄い。 「想定外」云々の話もおかし過ぎる。 岩手県に行けば解かるが道路標識に「津波浸水想定区域」というのがあちこちにある。 現にそこまでが津波にシッカリやられている。 明らかに「想定内」だと物語っている! ~~~~~~~ 僕も決して不安を煽るつもりはありませんが、 自身がその地で暮らしていると想像すると、 絶対に真実を知りたいと思うはずなので記載しました。 お知り合いに影響のある人がおられたら伝えてあげてください。 いかなる時も 自分で情報を取りに行って 最善の自己防衛法を考え実行する! 利害関係の渦巻く世界ですから・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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