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カテゴリ:わたしのこと
イギリスに住んでいる合唱団仲間から「父が亡くなったので、これから帰る」というメール。
私は今合唱団でマネージャーをしているので、とりあえず私のほうに知らせてくれたらしい。 あわてて、団のメーリングリストにその話を流す。私とほとんど同じような時期に入団して、結婚してイギリスに行くまでバリバリと団内で活動していた彼女。すぐに遠隔地の団員から「お香典取りまとめるなら教えて」というメールも入る。 でも、ここ数年、父親がなくなった団員もいたけど、なくなってから随分たってから知らされたこともあって、お香典のとりまとめなどはした事がない。というか、マネージャーの私が先頭たってそういうことをすることで、他の同じような状況の人にさびしい思いをさせないだろうか、と思い、とりあえず、情報収集に専念することにした。 彼女の地元でお通夜が行われるようなので、同じ市に住んでいるほかの団員に連絡して、状況を聞いてみるが、葬儀日程などはわかってないよう。でも、他の団員がお香典を取りまとめるので、持って行くことになった、という話を聞いてほっとした。 程なく、パートマネージャーからもお香典の件でメールをもらったので、しばしやり取り。一人500円前後で集めるということだったので、夫婦で団に入っている我が家は二人分申し込み。 子どももいるし、片道1時間半くらいかかるので、お通夜への参列は断念。弔電を送って、とりあえず終了。 弔電を送るときに、思わず宛名に旧姓を書いてしまって、あわてて取り消したり(私とイギリスの彼女は結婚しても団内では旧姓があだ名として残っているので、新しい名前がとっさに思いつかなかったりする)、新しい名前で送ったら電報の配達局から喪主の名前を聞かれたり、いろいろと大変。 喪主の名前を書いて「○○様方」にすればよかったかな?と後で悔やむ。 彼女のおうちは、昨年旦那様のお父様、今回はご自分のお父様と、お悔やみが続いている。きっと、彼女もさびしい思いをしていることだろう。 日本でゆっくり休んで、元気になってもらいたいな、と思っている。 これから、だんだん身内がなくなっていくという話を聞くことになるだろう。 そして、自分の身内も少しずつ、いなくなっていくのだろう。 いつか、自分も。 今を一生懸命、過ごしていかないといけないような気がする一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月13日 06時33分01秒
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