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2019.11.05
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カテゴリ:首里城



沖縄に初めて訪問したのは今年5月のこと。

初めて訪問した時にすっかり魅了されてしまいました。

その際
美ら海水族館
旧海軍司令部壕
に関する記事は書いたのですが
首里城に関する記事は書いていなかったように思います。

旧海軍司令部壕や
ひめゆりの塔を
訪れて
沖縄とは楽しさばかりではなく
哀しみが満ちている島だということを
身を以て感じました。
そしてそこに深い愛情と美しさがあることも。

是非旧海軍司令部壕(リンク)
の記事を一読していただけたら幸いです。

今回の首里城における出来事により
沖縄の哀しみがまた一つ増えてしまいました。

沖縄県の方々や
日本中、果ては世界中の人々を
悲しみに沈ませた痛ましい出来事を受けて、
私もスマホに残っていた
その当時の首里城の写真などを見返しても
ただただ辛い思いがするばかりで
とても私のようなものが記事にするものではないと思っていました。

しかしながら、
先ほど私の
スマホのホーム画面で表示された
首里城に関する一つの記事を読んで
私が撮影した写真を全て載せようという想いに至りました。
それは一つの希望であります。


それが
首里城の龍柱 猛火のひびわれに耐えた
という記事であります。

全焼した首里城正殿の前で焼け残った大龍柱2体が会員制交流サイト(SNS)などで「奇跡の龍柱」「希望の龍柱」とたたえられ、「再建のシンボル」と期待の声が上がっている。関係者によると、火災でひび割れなどの被害が確認されており、詳しい調査が必要な状態という。



 大龍柱は、正殿正面の石階段の両脇に向き合って立っている。歴史書「球陽」によると、初代は1508年の尚真王の時代に建造。中国・福建省の青石を用いて作られたと言い伝えがある。



 火災や沖縄戦で3度破壊され、現在の大龍柱は4代目。正殿などとともに1992年に復元された。高さ3メートル超の石の彫刻。粒子が細かく密度が高い砂岩「ニービヌフニ」が材料に使われている。龍の造形自体が柱の役割を成しているのは琉球独自の造形文化。

沖縄タイムス+より一部引用
原文ママ。

首里城を訪れた時に
龍の特徴をした
柱がとても印象に残っていて
あの柱さえも燃えてしまったのだろうかと思っていたところ、
残っていたということで
ついぞ、闇の中に光る希望を見た思いで今回記事を書かせていただきました。

詳細にしたためて
首里城の魅力を伝えることが
私のできるせめてもの責務かと思います。

それでは、
2019年5月15日の首里城を皆様と共に
見ていきたいと思います。











沖縄に降り立ってすぐに向かったのが首里城でした。
梅雨に差し掛かっていたのですが、
その日は晴天(沖縄旅行中唯一)でした。

沖縄らしいキラキラした光に
守礼門の赤が映えます。


守礼門は中国、明代の皇帝
万歴帝からの詔勅にあった文言の
「琉球は守礼の邦と称するに足りる」というくだりから
来ています。

当時から礼節を重んじ、来るものを歓迎するという風潮があったようです。





首里城に入る際には
誰しもが
まずこの門をくぐります。

日本のお城の門構えとは全く異なるいでたちです。

中国からの使者が来た際には
国王や高官らがこの門まで来て出迎えたといいます。





沖縄と言えばハイビスカスが
咲き乱れるイメージですが
守礼門にもきちんと描かれています。








↑守礼門の程近く、
外向きに向いている
裏口のような門がありますが
これは非常に重要な門です。

かなりスルーされる方も多くて
あまり立ち止まって
見物される方はいなかったように思います。


日本と中国に見られる木造建築様式を
石造りで表現しており
その技術力の高さがうかがえます。

しゃちほこや屋根部分などが分かりやすいです。






園比屋武御嶽石門(そのひやんうたきいしもん)
という石門です。

簡単に言うと王家の礼拝所になります。


琉球の祈りの形は
石や木に宿るとされる
集落の守り神などを祀っているうちに
自然に産まれた「御嶽(うたき)」と呼ばれる聖地です。

この石門及び向こうの森が
「御嶽」となり、
人々は御嶽に祈りを捧げていました。

首里城の王家の心の拠り所がこの
園比屋武御嶽石門だったのです。






歓会門とは
中国皇帝よりの使者などを
その門の名の通り
歓迎するという意味があります。

こちらも先ほどの石門のように石のアーチが
描かれその上に木造の櫓が載っています。

石造りなため
守礼門よりしっかりとしています。

門の両側にはシーサーがいますね。

この門は外角の最初の門であり
いよいよ首里城へと足を踏み出していきます。














この階段の
先に続く門は
立派な泉という意味の瑞泉門。

この写真の右側には
湧き水である「龍樋」があったことから
瑞泉門という名がつけられました。




これが「龍樋」です。
かなりズームして撮ったので画質は悪いですが。

この龍の彫刻は
1523年に中国からもたらされたもので
約500年前のものというこちらも
とても貴重なものです。








小さくて読み辛いですが
龍樋の湧き水は
王宮の飲み水として使われたり
中国の使者の滞在先にここから水を運んだといったことが書かれています。


また、「龍樋」の素晴らしさを
使者が讃えた7つの石碑があったことも。







その7つの石碑の一つがこの
「中山第一」
泉の水量、水質は琉球第一といった意味。


中国の使者もその水に
惚れ込んで
龍の彫刻を贈るほどであったので
さぞかし素晴らしい水が湧いていたのだと思います。







瑞泉門をくぐります。

その先にあるのは






漏刻門です。

「漏刻(ろうこく)」とは中国語で
水時計という意味です。

別名「かご居せ御門(うじょう)」ともいうそうです。






当時、身分の高い役人は駕籠に乗って首里城に登城しましたが
高官でも王様に敬意を表し
この場所で駕籠を下りて
登城したことからそう呼ばれているそうです。

いよいよ首里城正殿が近付いてきたことが分かります。

門の上の櫓に水槽を設置して
水が漏れる量などで時間を計って
太鼓などで合図していたそうです。

水であったり時間であったり
門の名前を紐解くと
自然に密接した分かりやすく
親しみ深い名前がついていたのが分かります。




漏刻門の正面に置かれていたのが
↑の日影台(にちえいだい)です。









往時もこの場所に置かれ
水時計の補助的な役割を担っていたそうです。











ここから少し
沖縄の街を眺めてみます。







やはり門をくぐるたびに
緩やかに坂道や階段になっているので
美しい沖縄の街並みと
遠くの海が見えるほどに
上がってきました。






日影台のほど近くにあったのが
万国津梁の鐘です。

本来は
首里城正殿の前に掛けられていたそうです。

万国津梁とは世界の架け橋という意味だそうです。
海洋国家としてのプライドが刻まれたこの鐘を
正殿の前に釣るして
王宮ではその音色を刻み付けて
鐘を打ち鳴らすようにして
国王以下、
情熱をもって仕事をしていたのだと思います。













次は広福門です。



↑当時の写真はかなり年季が入っていますね。
この門の左右では
役所や裁判所のような機能が置かれていたようです。


広福門を入ったところで
暑さと疲労により
一時休憩することに。

ここまでくると
あとは奉神門をくぐれば
首里城正殿になります。


奉神門が正面に見える
休憩所でしばし休息をとることに。

そこは以前は系図座・用物座という役所があったそうです。











奉神門が見える休憩所(急系図座・用物座)

現在はここが
県警や消防の関係者が休憩する場所となっており
一様に疲労の色が隠せないようです。


参考・産経新聞11月4日記事 火災の首里城「奉神門」前、報道陣に公開





かなり汗をかいたので
沖縄限定のファンタドリンクが
染みわたりました。

首里城で汗を掻いて
飲んだからこそ美味しかったのだと思います。






首里城の正殿の前にある御庭(うなー)に入る最後の門が
この奉神門です。

神を敬うという意味を持っています。










↑向かって左側、つまり北側は「納殿」
 向かって右側、つまり南側は「君誇」といいます。


この奉神門も
この度の火災による影響を受けて
しまったようです。

先ほどの産経新聞の記事によれば
屋根の一部は赤瓦が残っているものの
上部は焼け落ち
黒焦げた木組みがむき出しとなってしまっているようです。

正殿、南殿、北殿は全焼してしまいましたが
このうち
正殿と南殿の裏にある「寄満(ゆいんち)」と呼ばれる建物の
耐火性収蔵庫に保管されていた
1075点は焼失を免れたようです。

​​​​​朝日新聞11月3日記事・首里城、美術品1千点が消失免れる、一部は焼失の可能性

あの大火の中でも
古来の王朝時代の工芸品など
1496点のうちの
1075点が残っていたのですから
このニュースもまた
この状況下において大きな
希望の一つであると言えます。








奉神門をくぐります。





初夏の晴天のもとにそびえたつ
雄大な正殿です。

この正殿を含めて主要7棟が
大火により焼失しました。


日本経済新聞11月1日記事・首里城、再建は長期化も 主要7棟が焼失


ゆっくり近づいていきます。





首里城の前の広い空間は
「御庭(うなー)」といいいます。

「御庭」は奉神門、正殿、南殿、北殿に囲まれています。

ここは年間を通じて様々な儀式が
執り行われた場所であります。

御庭には敷き瓦が敷き詰められています。
横断歩道のような色違いの列は
諸官が儀式の際に並ぶ順番の目印にもなっていたようです。

中央の道は「浮道(うきみち)といい
国王や中国皇帝の使者など
限られた人だけが通ることを許されたそうです。





↑のミニチュアを見れば
儀式の模様のイメージが
つきやすいと思います。

今回、このミニチュアに写る建物が
全て焼失した形となります。

こうした建物が
四方を取り囲んだ構造も
いろり型のようになり
熱がこもりやすくなってしまった要因にも
考えられます。







正殿は琉球王国最大の木造建築物で
国殿または
「百浦添御殿」(ももうらそえうどぅん)と呼ばれ
文字通り
全国百の浦々を支配する象徴として
最重要な建築物であったそうです。

正殿を二層三階建てとしたことは琉球独自の文化だそうです。


赤い塗装には沖縄独自の桐油(とうゆ)というものが
つかわれています。

桐油とはアブラギリの種から採る油であり、
そこに顔料を混ぜた塗料が使われているそうです。

また塗装の下地には漆も使われているそうです。

これら沖縄独特の桐油が
今回の火災を強める一因となったのではという見方もあります。

沖縄タイムス11月1日記事・赤色出す塗料の「桐油」で火勢拡大か、防火体制が不十分の指摘も







私が正殿を訪れて
説明書きを読んでいて気になったのが
水色のラインを引いたところです。

「装飾化した龍柱は日中にも類例がなく、琉球独自の形式というところです。」

なので龍柱の写真を撮影しました。





龍の柱が
首里城内でも所どころで見受けられて
シーサーのように
対になっており
口も「阿吽」となっています。

根本はぐるぐると蛇のように
とぐろを巻いています。

火を鎮めるシーサーに対し
龍は水を鎮めると言われています。

今まで見たことのない
その力強さと威容に
圧倒されました。








↑手すりにも
小さな龍柱があることが分かります。
手前の大きな龍柱が大龍柱
奥の小さな龍柱は
文字通り小龍柱と呼びます。

琉球王国においては
龍は国王の象徴であるとされたため

正殿内部にも龍の装飾は至るところで見受けられます。

こちらの龍柱は1992年に復元された4代目になります。










首里城正殿2階にある
国王の座る玉座「御差床(うさすか)」にも
御覧の通り
絢爛華麗な龍柱と龍の装飾が施されていることが
お分かりいただけるかと思います。









この玉座の上に掲げられた
「中山世土」
(琉球は中山(国王)が代々治める土地)
という文字は
中国皇帝、康熙帝が自ら書いた書を掲げていたそうです。

この書は勿論復元されたものでありますが

復元の担当者は
中国まで赴き当時の
皇帝が書いた書物や
碑文などを調査し
同じ文字やパーツなどを
探し、限りなく筆跡に近づけたというので驚きです。

当時の担当者の執念を想うと
今回焼失してしまったことが
限りなく惜しまれますし
その無念たるや図り知ることができません。










沖縄タイムス11月3日記事・首里城の龍柱 猛火のひび割れに耐えた

上の大龍柱は
黒焦げになりながらも
鎮火まで11時間もの時間を要した
猛火に耐え抜きました。

先ほど説明書きの所にもあったように
龍柱は日中にも類例がなく
琉球独自の文化であります。

粒子が細かく
密度が高い砂岩
「ニービヌフニ」が材料に使われているそうです。

龍柱は爪の本数で中共の属国云々や
石は燃えないから当たり前だろという
穿った見方をすればいくらでもできます。

今の中共は確かに
手放しでは相容れない
危険な存在でありますが

当時の琉球王国と中国の関係は
私が現地で見た限り
龍樋の碑や
皇帝直筆の書、
王国の使者への厚遇などから見るに
良好な関係を築けていたように思います。

火災で全てが焼失したと
悲嘆にくれる人々の哀しみの前に
現れた奇跡。
焼け残ったのは沖縄の誇りです。

3メートル1対の大龍柱は
紛れもなく復興のシンボルであり
前に進ませる
原動力になるものだと思います。

琉球王国の
美術品1千点以上も焼失を免れました。

人は希望がないと生きてはいけません。
逆に希望さえあればどんな逆境でも
生きていくことができるのが人間です。


昇り龍のように
これからの沖縄の益々の発展と
首里城の復興を
切に願っています。























標高120メートルの小高い丘に
汗を掻いた体に心地よい
風が吹き抜けます。

ここで首里城の旅の記事を
終わらせていただきます。





私が旅行した時に感じたのは
優しい風と時間が
ゆったりと流れているということ。

それを作り出しているのは
沖縄県に住まう一人一人の心。

三線を教えていただいた
におーさんという
おじいちゃんの、
強面だけど
笑うと子供の様に無邪気な笑顔が
忘れられません。

ハイビスカスのような笑顔が
そこかしこに咲いています。

辛く哀しく美しい歴史や
海だけではなく
その哀しみすらもいずれ
吹き飛ばせるほどの
そして、

やがては笑顔にかえる力強さと
海のように深く豊かな
大きな心とおおらかさが
沖縄の方々には備わっているものと
思います。











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最終更新日  2023.08.06 23:43:54
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