中学生くらいの頃、
夜も更けた時間帯の
塾の帰り道。
街灯の当たらない暗がりに
何かがいる気がして
そちらを向くことが出来なかった。
そもそも田舎なので
街灯なんてものも
少ないのだけれど。
いつも
視線を感じずつ
足早に帰路に着いた。
そして家に着いた時の明かりや
テレビを観ている家族の顔を見ると
ほっとしたものだ。
今でも深夜の
自販機や公衆電話など
人気が無く
人がふと足を止めるような場所は
何か得体の知れない者が
待ち構えているような気がして苦手だ。
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最終更新日
2021.07.16 21:48:51
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