|
カテゴリ:カテゴリ未分類
![]() 空港での空き時間で子供が退屈しないように プレイスペースで遊んでいました。 奥の窓側の方は すべり台がありましたが お子さん4人連れの ご家族が遊んでいたので 誰も遊んでいない手前側で遊んでいました。 ![]() ![]() 手前側には ハンドルのおもちゃや壁面の遊具などもあって 子供たちも楽しんでいました。 少しすると 奥側の家族のお子さん3人が 手前側のハンドル遊具で遊んでいました。 トミカ遊びをしていた息子も 再びハンドル遊びをしようと そちらに向かいました。 少し距離を取って ハンドル遊びをする子達を 眺める格好になりました。 息子的には 順番待ちをするかたわら もし良かったら一緒に遊びたいなという 面持ちです。 すると、 そのなかの1人 小学生くらいの女の子が 「邪魔だからあっち行って!」 と、3歳の息子の目をカッと睨みつけながら 言い放ちました。 大人である私も背筋がゾッとするほどの迫力でした。 片や 奥側のすべり台では 男の子がこれは俺たち家族のものだと言わんばかりに すべり台のてっべんで 私たち家族を妨害するかのように座っています。 どうやらその遊具一帯のエリアは そのご家族にとっての占領エリアだったようです。 きっと後からきた 私たちが気に入らなかったのでしょう。 その気持ちは理解できますが 余りにも鋭利な言動に 息子の心は酷く傷つけられたようでした。 大人と違って 3歳くらいの子供はまだ自分の心を 守る術を持ちません。 息子は 怒ることも泣くこともせず 「遊びたいの……」と べそをかきながら力無く 悲しげにこたえるだけでした。 しかし、 それも人生経験のひとつとして 勉強になったかと思います。 人には色々な人がいますし これから様々な形で工夫しながら 接していくことになります。 良い子達良い人達だけと 一生過ごせるかと言えば 決してそんなことはありません。 その女の子ともきっと別の場所で 会えていたなら 分かり合えたことでしょう。 人は 時間や場所、 その時の気持ちの余裕などによって コロコロ変わってしまうものです。 その子やご家族を 恨んだところで 人を呪わば穴二つです。 そうした恨めしい想いというものは かえって 私や家族にもよくない気が回りそうです。 なんだか オカルティックな話になってしまいましたが 人の気持ちの痛みを知り、 どんな人にも優しく 思いやりの気持ちを持って接していれば 「人を呪わば穴二つ」と同様の理論で考えれば やがては自分にかえってくるものだと思います。 そういった心がけを 持つように子供に伝えていきたいと思いました。 良い勉強ができて 「ありがとう」とその子たちに言いたい気分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.26 16:06:52
コメント(0) | コメントを書く |