三重大学の展望
センター入試廃止に伴う改革では、新学力テストの複数回受験が早くも頓挫しかかっているなど、私は半笑いしながら様子を見守っている。それはともかく、ちょっと前の大学入試は今より厳しかったんだよという話を今日していて、気になったので調べてみた。大学の数1920年 20校1950年 201校1970年 382校1985年 460校2010年 778校大学生の数1970年 134万人1985年 185万人2010年 288万人大学志願者数と倍率昭和41年 2.63倍 195000/513000昭和51年 2.15倍 302000/650000平成04年 1.94倍 473000/920000平成11年 1.44倍 525000/756000平成21年 1.17倍 572000/669000AO入試平成12年 75校 8117平成15年 337校 21487平成18年 425校 35389平成21年 523校 50085 出処の怪しいソースから引っ張ってきたが、概ねこんなものなのかな。さすがに、そろそろ大学に進学することの意味が問われようとしてきているのもわからないでもない。あまりにも大学が増えすぎた。「国立大学の文系は要らない論」も出始めている。親からしても、なんだかよくわからない大学に進学させようとは思えないだろう。また国立大学の授業料もどんどん値上がり、15年後には100万近いところまで値上がるという話だ。県外に出ればこれに生活費の仕送りも必要になってくる。もともと地元志向の強いこの地方だが、これからますます三重大学を志望する生徒が増えてくる気がする。