|
テーマ:おすすめ映画(4031)
カテゴリ:またりつらつら、映画あれこれ
それが『セブン・イヤーズ・イン・チベット』 ジャン=ジャック・アノー監督というと、有名な作品は、あの『薔薇の名前』でございます。
一方この『セブン・イヤーズ・イン・チベット』は第二次世界大戦中、一人のオーストリア人登山家が経験した実話を元にされた話でございまして。
それがいざヒマラヤへ登ろうというとき、折悪しく捕虜としてインドで捕虜生活を余儀なくされ、ようやく脱走して迷い込んだ先が、当時鎖国状態であったチベットであったわけでございますね。 印象的なのは、やなヤツブラビを初めて見る異国の人物として好奇心丸出しで謁見する幼いダライ・ラマが嬉しそうに、 「イエローヘッド、イエローヘッド!」 と、頭を触って無邪気に笑うシーンでございました。
しかし、歴史の波は過酷なモノで、やがてチベットが辿る運命はみなさまもご承知の通りでございます。 ラスト、帰国し、すでに離婚されても、息子に会いに行き、その息子と共に山へ登る男の姿で終わるシーンで、その後のダライ・ラマとオーストリア登山家の逸話が短く語られる訳ですが。 あの美しいヒマラヤの峰々と素朴なチベットの人々の暮らしぶりの映像──ロケ地はチベットでは無いわけですが。
関連サイトとして、クリックジャンプ→映画鑑賞記 - セブン・イヤーズ・イン・チベット
…今宵はくも的映画ランキングを出す気にもなれない。 世界には恐ろしく、そして理不尽なことが多すぎます。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[またりつらつら、映画あれこれ] カテゴリの最新記事
|