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~風々堂・覚え書き~

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 まきやん@ Re:とりあえず、生きてます。(04/07) こんばんは。 覚えていらっしゃいますか?…
 風々堂くも@ Re[1]:とりあえず、生きてます。(04/07) 空夢zoneさんへ お久しぶりです、お元気で…
 空夢zone@ Re:とりあえず、生きてます。(04/07) ちょ~~~~~、お久しぶりです。 にゃん…
 猫母(=^・・^=)@ Re:豆アジで強引にピザっっ(@_@)/(10/03) ご無沙汰してます。 アジのピザ!なんて魅…
 空夢zone@ Re:嵐の前のぼっち釣り(10/05) 波津も場所によっては、釣れる所と釣れな…
 風々堂くも@ Re[1]:まだまだ絶不調なのでしたσ(^◇^;) 空夢zoneさま こばはです。 >波津は、土…
 空夢zone@ Re:豆アジで強引にピザっっ(@_@)/(10/03) 波津は、土曜日、豆鯵爆釣の様子でした。 …
 風々堂くも@ Re[1]:ウチの子たち、甘えん坊でしてσ(^◇^;) 空夢zoneさま ふたたびこばは! >そりゃ…
 風々堂くも@ Re[1]:今年は絶不調です(T_T) 空夢zoneさま こんばんは。 しばらく、ブ…

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明日は明太子県大雨予報のようでございます。
夜半から雨が迫るのを感じつつ、溜息をつくくもでございます。
思うのは、断片的にしか伝わってこないあのニュース。
いつでもどこかで恐ろしい闇がどこかで蠢くのを時に忘れがちになるものでございますが、そんな今、思い出してしまう映画。

それが『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
監督:ジャン=ジャック・アノー
出演:ブラッド・ピット、デビッド・シューリス、B・D・ウォン、マコジャムヤン・ジャムツォ・ワンジュク
1997年米国

ジャン=ジャック・アノー監督というと、有名な作品は、あの『薔薇の名前』でございます。
薔薇=秘密、という隠語でございますが、中世のとある修道院で起きた修道士の殺人事件。それを解明しようとやって来る、修道士とその弟子を中心に、閉ざされた修道院の中で勃発するおぞましい宗教裁判。
そしてその修道院の地下に隠された膨大な秘密の知識…。
活字好きにはあの炎のラストはジツにホラー(^_^;
それはおいても、こちらも大変素晴らしい映画でございました。
この監督さんの出世作でございますね。

 

一方この『セブン・イヤーズ・イン・チベット』は第二次世界大戦中、一人のオーストリア人登山家が経験した実話を元にされた話でございまして。
主人公はジツに身勝手きわまりない、いやーなヤツとして登場いたします。
息子が誕生するというのに、不安そうな新妻をほったらかして好き勝手にとんずらこくヤツでして。
ブラビ、ホントに出世作は変な役が多い人ですが、この人物は変というよりも、直球で──やなヤツ(笑)

 

それがいざヒマラヤへ登ろうというとき、折悪しく捕虜としてインドで捕虜生活を余儀なくされ、ようやく脱走して迷い込んだ先が、当時鎖国状態であったチベットであったわけでございますね。
そこで、まだ少年だったダライ・ラマ14世と出逢い、このやなヤツが少しずつ変わってゆく。
処がやがて、そこへ侵略の手がのびて……というストーリー。

印象的なのは、やなヤツブラビを初めて見る異国の人物として好奇心丸出しで謁見する幼いダライ・ラマが嬉しそうに、

「イエローヘッド、イエローヘッド!」

と、頭を触って無邪気に笑うシーンでございました。
そうして始まる、美しい峰とエキゾチックな人々、その7年間の話です。

 

しかし、歴史の波は過酷なモノで、やがてチベットが辿る運命はみなさまもご承知の通りでございます。
争乱の中、やなヤツブラビは心を残しながらも、帰国するわけでございますね。

ラスト、帰国し、すでに離婚されても、息子に会いに行き、その息子と共に山へ登る男の姿で終わるシーンで、その後のダライ・ラマとオーストリア登山家の逸話が短く語られる訳ですが。

あの美しいヒマラヤの峰々と素朴なチベットの人々の暮らしぶりの映像──ロケ地はチベットでは無いわけですが。
素晴らしいあの映像を、今、沸々と思い出さずに居られず、
どうしても、嘆息が出てしまう、今宵でございます。

 

関連サイトとして、クリックジャンプ→映画鑑賞記 - セブン・イヤーズ・イン・チベット

 

…今宵はくも的映画ランキングを出す気にもなれない。
良い映画です、とのみ。

世界には恐ろしく、そして理不尽なことが多すぎます。
実に残念です………

 

 

 

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Last updated  2008.03.19 00:31:57
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 私も好き   まきやん さん
こんばんはぁ。
私も、セブン・イヤーズ・イン・チベットの映画を思い出しながらニュースを見ます。
チベットが侵略されていく様子も描かれていて、今のニュースはその続きであるわけですから、胸が痛いです。
あのオルゴールの曲、月光でしたっけ、何でしたっけ、メロディは明確に思い出せるけど曲名は思い出せない・・・。あれを聴くと、必ず映画を思い出します。せつなーい気持ちになります。
原作も読みましたよ。

チベットの信仰のあつさ、独自の文化は、セブン・イヤーズ・イン・チベットだけじゃなくて、ヘディンか誰かの探検記などにもありましたっけ。興味深い場所ですよね。チベットはチベットらしくあってほしいものです。 (2008.03.19 00:45:52)

 Re:ありがとうっ   風々堂くも さん
まきさまv
またこば!

ホントに哀しい事態でございますね。
ニュースを見る度、胸が痛みます(ー・`ー;)

しかーも、明らかに秋津島報道が、
ある程度規制受けている節があるのも哀しい。


>チベットの信仰のあつさ、独自の文化は、セブン・イヤーズ・イン・チベットだけじゃなくて、ヘディンか誰かの探検記などにもありましたっけ。興味深い場所ですよね。チベットはチベットらしくあってほしいものです。

全くです。
無力感がまた哀しいです。
せめて、祈りたい…。

や、正直、オリンピックまで見たくない…。

(2008.03.19 00:52:10)

 Re:いまだからこそ思い出す──セブン・イヤーズ・イン・チベット(03/18)   シンディcynthia さん
私もこの映画観ましたよ。
ラサの事態は心が痛みますね。
元々別の国だったのに、侵攻しちゃったんだもん。
哀しいね。 (2008.03.19 08:36:17)

 Re[1]:いまだからこそ思い出す──セブン・イヤーズ・イン・チベット(03/18)   風々堂くも さん
シンディcynthiaさまv
こにちー!

>私もこの映画観ましたよ。

を、シンディさまもかぁ。
ええ映画だったもんねえ。


>ラサの事態は心が痛みますね。
>元々別の国だったのに、侵攻しちゃったんだもん。
>哀しいね。

本当ですよ。
や、ラサだけじゃなく、他州にも広がっているようでして。
海外ニュース調べてみたら、
戦車隊まで出動しておりまして。
おそらく、死傷者は三桁越えていると思われまする(¨;)

それだけでなく、
いままでの統治ですでに120万人が犠牲になっているとも云われておりますね。

ほんとうに恐ろしいことでございます(>_<)ヽ
(2008.03.19 16:32:05)


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