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カテゴリ:またりつらつら、映画あれこれ
それが『セブン・イヤーズ・イン・チベット』 ジャン=ジャック・アノー監督というと、有名な作品は、あの『薔薇の名前』でございます。
一方この『セブン・イヤーズ・イン・チベット』は第二次世界大戦中、一人のオーストリア人登山家が経験した実話を元にされた話でございまして。
それがいざヒマラヤへ登ろうというとき、折悪しく捕虜としてインドで捕虜生活を余儀なくされ、ようやく脱走して迷い込んだ先が、当時鎖国状態であったチベットであったわけでございますね。 印象的なのは、やなヤツブラビを初めて見る異国の人物として好奇心丸出しで謁見する幼いダライ・ラマが嬉しそうに、 「イエローヘッド、イエローヘッド!」 と、頭を触って無邪気に笑うシーンでございました。
しかし、歴史の波は過酷なモノで、やがてチベットが辿る運命はみなさまもご承知の通りでございます。 ラスト、帰国し、すでに離婚されても、息子に会いに行き、その息子と共に山へ登る男の姿で終わるシーンで、その後のダライ・ラマとオーストリア登山家の逸話が短く語られる訳ですが。 あの美しいヒマラヤの峰々と素朴なチベットの人々の暮らしぶりの映像──ロケ地はチベットでは無いわけですが。
関連サイトとして、クリックジャンプ→映画鑑賞記 - セブン・イヤーズ・イン・チベット
…今宵はくも的映画ランキングを出す気にもなれない。 世界には恐ろしく、そして理不尽なことが多すぎます。
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こんばんはぁ。
私も、セブン・イヤーズ・イン・チベットの映画を思い出しながらニュースを見ます。 チベットが侵略されていく様子も描かれていて、今のニュースはその続きであるわけですから、胸が痛いです。 あのオルゴールの曲、月光でしたっけ、何でしたっけ、メロディは明確に思い出せるけど曲名は思い出せない・・・。あれを聴くと、必ず映画を思い出します。せつなーい気持ちになります。 原作も読みましたよ。 チベットの信仰のあつさ、独自の文化は、セブン・イヤーズ・イン・チベットだけじゃなくて、ヘディンか誰かの探検記などにもありましたっけ。興味深い場所ですよね。チベットはチベットらしくあってほしいものです。 (2008.03.19 00:45:52)
まきさまv
またこば! ホントに哀しい事態でございますね。 ニュースを見る度、胸が痛みます(ー・`ー;) しかーも、明らかに秋津島報道が、 ある程度規制受けている節があるのも哀しい。 >チベットの信仰のあつさ、独自の文化は、セブン・イヤーズ・イン・チベットだけじゃなくて、ヘディンか誰かの探検記などにもありましたっけ。興味深い場所ですよね。チベットはチベットらしくあってほしいものです。 全くです。 無力感がまた哀しいです。 せめて、祈りたい…。 や、正直、オリンピックまで見たくない…。 (2008.03.19 00:52:10)
シンディcynthiaさまv
こにちー! >私もこの映画観ましたよ。 を、シンディさまもかぁ。 ええ映画だったもんねえ。 >ラサの事態は心が痛みますね。 >元々別の国だったのに、侵攻しちゃったんだもん。 >哀しいね。 本当ですよ。 や、ラサだけじゃなく、他州にも広がっているようでして。 海外ニュース調べてみたら、 戦車隊まで出動しておりまして。 おそらく、死傷者は三桁越えていると思われまする(¨;) それだけでなく、 いままでの統治ですでに120万人が犠牲になっているとも云われておりますね。 ほんとうに恐ろしいことでございます(>_<)ヽ (2008.03.19 16:32:05) |