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Jan 29, 2005
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土曜日の朝9時過ぎ、玄関のチャイムの音で目が覚める。「誰だぁ、こんな朝早くに(ってちっとも早くはないのだが)」と、寝ぼけ顔のまま、インターフォンごしに相手の顔を覗く。それは、まぎれもなく宅配便の配達員の姿であった。そう、待ちに待った、バッハ=ブゾーニ版「シャコンヌ」の楽譜がやってきたのである。「はいはい、すぐ出ます」と喜び勇んで玄関へ。こうして、ようやく念願の楽譜を手にすることが出来た。

実は、1月21日に注文してから、注文受付メールは届いたものの、その後、全く音沙汰無しのまま1週間が過ぎていた。さすがにこれはおかしい、と注文したショップに問い合わせると、なにやらショップ側のサーバートラブルで注文が滞っていたらしい。おーい、注文受付メールは確かにこちらに届いていたのに・・・と、まぁなにはともあれ、楽譜が入手出来たのだから、良しとしよう。

嬉しさのあまり、玄関からそのままピアノ部屋へ直行。雨戸をゴトゴトと開けると早速ピアノの蓋を開ける。手はまだ冷たいが、心はすっかりぽかぽか。にんまりとしながら「ジャーンジャーン、ジャジャーン」と弾き始める。

ちなみに以前からこの日記を読まれていた人は把握してもらえていると思うが、バッハの「シャコンヌ」といえば無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004であることはご存じの人も多いだろう。これをピアノ用に編曲したものが、いくつか世に出ているのだが、これまで私はまるでとりつかれたかのごとく、小林秀雄氏版やブラームス版などをせっせと弾いてきた。しかし、私が初めて出逢ったピアノ版シャコンヌは、超絶技巧なピアニストであるブゾーニの編曲。とにかく華やかで派手な印象たっぷりの編曲で、実のところ賛否両論はあるようだが、こんな豪華なシャコンヌもやっぱり弾いてみたい。(だんぼママさん、楽譜の所在を教えてくださって本当にありがとうございました!)

そして今、私はそのブゾーニ編曲の楽譜を見ながら弾いている。実は、弾く前にパラパラと譜面をめくってみたのだが、やはり一筋縄ではいかなそうな難しさである。しかし、楽譜を買った以上、弾かずにはいられないってものだろう。最初の数ページはノロノロ弾きながらとりあえずクリアしていく。しかし、進めば進むほど困難な道が続いているようである。なんとか最後までたどり着いた時には、一体何十分が経過していたのだろうか。

だいたいこの曲、すんなり弾けたとしても15分前後かかる、超大曲であったのだ。もし、この曲を練習しはじめるとすると、通すだけでも数十分、苦手箇所を克服しながら弾いていたらとんでもない時間を要してしまうのではないか??まぁそれはさておき、初めて弾いた印象と自分なりの課題を少しあげておこう。


▼冒頭から音域の広い和音に悩む
譜面を見る限り、左手のみで弾け、といわれているような気もするのだが、10度の和音をガンッとつかめるほど私の手は大きくはない。しかもオクターブならばまだしも、4和音となると一層困難。これをアルペジオで弾いてしまうべきか、それとも右手を借りるべきか、大いに悩む。

▼どうしても和音で弾けという指示まで
譜面の各所には、non arpegg.や括弧記号で、「どうしても和音で弾いて欲しい」指示まで登場。やはり、この曲は手の小さきものにはかなり辛い曲であることが見てとれる。

▼オクターブの連続にギョッ!
しばらく弾き進めていくと、やがて左手オクターブの連続が8小節ほど続くのだが、粒を揃えて弾くのが実に難しい。オクターブの予備練習が必要になりそうだ。勿論、右手においてもオクターブでの進行が多数登場。

▼両手スケールで鍵盤じゅうを駆け回る
フォルテシモで駆け上がる両手のスケール、それはオクターブであったり6度進行であったりこれまた変則的であり、指が慣れるまではかなり難関な箇所であったりする。

▼最低限の指定運指
譜面には必要最低限の運指が記載されている。つまり、あとは自分で考えろ、ということなのだが、音を綺麗につなげるためには、運指もじっくり検討しなければならない。

▼アクセント・テヌートを無視するべからず
譜面上には強弱も多数書き込まれているが、テヌートとアクセントもかなり多め。これを無視して弾くべからず。

▼ペダルの踏み位置も要検討
譜面上にも最低限のペダル踏み位置が記載されているが、それ以外にも使いたい箇所は幾つかあるので、これもこれから検討だ。但し、ペダルの使いすぎには要注意。軽くささやくように弾きたいところまでペダルを踏んでごまかしていたら、折角の曲も台無し。

▼やっぱり原曲も頭に入れておこう
ブゾーニ編曲のものも勿論しっかり聴いておきたいが、ヴァイオリン演奏、つまり原曲もやっぱり再度聴いておきたい。勿論、このブゾーニ版は原曲とはアプローチが大きく異なっているのだが、原曲がもつ重要な要素は頭に入れておいたほうが弾きやすいのではないかと個人的には思っている。


さて、普段の練習にこの曲を組み込むか否かは、まだ検討中。これにかかるとなると、他の曲がおろそかになりかねないのだ。あぁ、悩ましい。でも、やはりブゾーニ編曲版は迫力・華麗・ボリュームたっぷりなシャコンヌであった。というわけで、結局この日の練習はバッハと基礎練習のみで終えてしまった。



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本日のピアノ練習メモ(定例本練習)
●ハノン #01-20,#39,#41
#01-20,(各指の独立訓練)、まずは指慣らし。
#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120
#41全長短調アルペジオ、テンポ108

●ハーモニックスケール
ハ長調3,6度並進行/反進行:3オクターブ。
ト長調3,6度並進行/反進行:3オクターブ。
ヘ長調3,6度並進行/反進行:3度については3オクターブまでOKだったが6度反進行に苦戦。

●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab
#09ab:各指を広げる運動、2回往復
#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。07bはテンポを落として2回往復
#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回。

●クラーマー=ビューロー60練習 #07
#07:だいぶ慣れてきた。あとはつまらぬミスタッチがなきよう、弾けるまで練習。

●バッハシンフォニア #01~#02
#01:だいぶ軽快に弾けるようにはなったものの、多少ミスタッチがあるので、気を抜かずに譜面をしっかり見て弾くこと。
#02:18~20小節左手進行は部分練習。音を伸ばすべき箇所はのばし、切る位置は正確に切って。だらだらと伸ばしたり無意味に切っては音楽が台無し。最後のトリル弾きながらの別声弾きに関しては、やはり別指での検討開始。

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本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04
●バッハインヴェンション #01~#15

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本日の試し弾き(あくまで体験弾き)
●バッハ=ブゾーニ「シャコンヌ」
本日の朝、ブゾーニ編曲版の「シャコンヌ」が届いたので早速練習。こんな末尾に掲載しているが、実はハノン等の指訓練の前にせっせと譜面をおいながら弾いてしまったという・・・詳しくは上記メイン日記を参照のこと。





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Last updated  Jan 30, 2005 11:46:51 AM
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