【おうち話】暮らしてみて気づいた「プラスわん」な仕様の成功・失敗箇所
2006年の11月に新居が完成してから既に約9ヶ月、今の家にもすっかり慣れてくると、「あんなふうにしておけば良かった」「こんなふうにしておけばもっと使いやすかっただろうに」なる反省点が目につきはじめた。そのなかでも、特に気になるのは、ワンとの暮らしにおける点だったりする。というわけで、我が家にゴールデンレトリーバーのあかりがやってきて一緒に暮らすなか、ここらで家のなかをチェックしてみることにしよう。■屋内わんこ足洗い場がうまく活用できていない(▲)玄関ホール横にマルチガーデンパンなる混合立水栓を設け、ここをわんこ足洗い場としたのだが、結局のところ足を洗うよりも、散歩から帰った際の水飲み場、はたまた、トイレトレイの洗い場と化しているような気がする。というのも、土間に立水栓があるため、足を洗ってから綺麗なまま室内に入れるような配慮ができていなかったから。(→立水栓と上がり框の間にすのこを置いて、洗ったばかりの足でそのまま室内に入れるような道を設けるか)■洗面所内の壁材を水回り用(防水性のもの)にすれば良かった(▲)浴室でワンのシャワーを済ませた後、洗面所で乾かすのだが、我が家のあかりの場合(だけではないかもしれないが)、各所に身体を擦りつけたり、ブルブルをすることがあるので、壁に水滴がつくのは必須である。■1階寝室にも腰壁をつけるべきだった(▲)これは設計当初、設けられていたことなのだが、予算の都合で取り払ってしまった仕様だったりする。しかし、あかりの成長に伴い、寝室で一緒に寝るようになると気になるのが壁のクロス。というのも、あかりの寝相が悪く、腹を出して寝ていたりすると、壁に足を何度もドカッとぶつけているのだ。既にクロスには数々のひっかき傷が・・・■廊下にあかり歩行用のタイルを敷くべきだった(▲)我が家の廊下は1階,2階ともにフローリングである。予想はしていたことだが、やはりフローリングは非常に滑りやすいということで、既にあかりがつけた爪痕が床の各所に刻み込まれている。その爪痕が悲しい、というよりも、あかりの足に負担が大きいのではないかということを考えると申し訳ない気持ちでいっぱい。あかりの通り道を想定して廊下一部をタイル敷きにすべきだった。(しかし、タイルにすることによるコストアップはフローリングの3倍だとか。)■1階から2階への階段をカーペット仕様にしたのは良かった(●)2階がリビングという設計上制限により、あかりの主な居住空間も2階。となると、散歩などの外出時にはどうしても階段を使用しなければならない。そこで設計当初から階段をカーペット仕様にしたところ、これがなかなか良い感じだ。(2階から屋上への階段も同様にしたかったものの、予算不足で断念。後付け階段マットで対処している)■2階にミニ洗面所を設ければ良かった(▲)特にあかりのパピー時期にはタオルやらちょっとした物品など何かと洗い物も多い。しかし、さすがにキッチンシンクで洗うのははばかられるため、せっせと1階の洗面所まで走って洗っては再び2階に戻ってくる、という生活を繰り返していたのだが、これが思ったよりもきつかったり。しかも、目を離したスキに新たな粗相をして途方に暮れたこと数知れず・・・まぁ、現在はだいぶ楽になったのだが。■リビングの床をタイル仕様にしたのは良かった(●)あかりの主な居住空間であるリビングの床は素焼き風なタイル仕様、これがあかりにとってもウケが良かったのか、小さい頃からタイルの上に直接ペタッと寝るのがお気に入りだったりする。しかも、フローリングよりも滑りにくいのが嬉しい。部屋内で遊ぶ際、リビングで走り回っても安心だ。■ダイニングエリアをフローリングにしたのは失敗(▲)リビングの一角にあるダイニングエリア、ここはアクセントなごとくフローリングになっているのだが、これは見た目的には非常に良かったものの、ダイニングチェアをキャスター付きにしてしまったため、傷の心配に悩まされることに。しかも、あかりの居心地的にも決して良くないため、結局ダイニングエリアは入居後に一面コルクマットを敷いてしまったのであった。■屋上を設けたのは大いに良かった(●)屋上のありがたみを実感したのは、あかりが生理になった時。生理の期間は散歩が出来ないということもあってか、どうしても運動不足に陥りがち。しかもストレスもたまる一方だったりする。そんな時、他の犬に迷惑をかけずに遊べ、しかも外の空気を感じられるプライベート空間があるだけでも、あかりにとっては大きな気分転換になったようだ。勿論、広い庭があればそれに越したことはないが、我が家ではそれが望めなかったため、屋上がその役目を果たしてくれたという訳である。プラスわん仕様以外でも幾つかあるのだが、それについてはまた別の機会にでも・・・