自分たちが選んだ住宅設備類の幾つかについて、実際に使用してみた感想をちょっぴり語ってみることにしよう。まずは主婦が最も利用する率の高い「キッチン」から。
我が家が採用したキッチンセットは、ヘーベルハウス標準仕様のヤマハ製のもの。なにが気に入ったって、そりゃブランド・・・ではなく、やはりマーブルシンク(人造大理石シンク)だろうか。ステンレスシンクもオーソドックスで良いのだが、我が家の間取りの関係上、キッチンをインテリアのひとつとして見せたかったという本音もある。
つまり、2階のLDKに足を踏み入れるとまず最初に視界に入るのが、キッチンというわけだ。となると、リビングに溶け込むようなキッチンにしたい、それが当初からの狙いだった。
結局、キッチンはどこまでいってもキッチン・・・であったが、それでも自分としては結構満足している。
(1)マーブルシンクの使い心地
マーブルシンクの色をベージュにしたせいか、汚れが目立たないのが良いのか悪いのか、といったところ(明るい色を選択すると逆に汚れが目立つかも?)。まぁこまめに洗うにこしたことはない。排水口も浅型で掃除しやすい。それにしても、デザイン性良いシンクと感じるものの、食器などをシンクに置く際に必要以上に気を遣ってしまうのは、硬いシンクの宿命か。食器を過ってシンクに落とそうものならば・・・破壊活動になりかねない。(幸い、まだ食器の破壊には至っていないが)
(2)白い大理石カウンターは綺麗、でも・・・
シンク同様にカウンターに食器を置く際、無造作に置こうものならば、かなり激しく「カキンッ」と耳につく。私はこのカウンターのおかげで、おおざっぱな性格から繊細な性格に矯正か??それにしても、白いカウンターはキッチンを非常に明るくしてくれるので、この点は"はなまる"!。ただ、こまめに拭いているつもりでも、案外と擦れ跡のようなものがついていたりするのは、私の使い方がいけないのか。それとも神経質過ぎるのか。
(3)採用して良かったハンドシャワー水栓
今回採用して良かった設備のひとつにあげられるのがシンクのハンドシャワー水栓。前の家では、シンク内の清掃に苦労していたので、ホースがグイッと伸びるハンドシャワータイプを選ぶことになった。これならばシンク内をくまなく流すことが出来るので、汚れが付着する前にパパッとお手入れできて満足満足。
(写真は、ホースを少しだけ伸ばしてみたところ。後ろに写ったスポンジがダサダサ?)
(4)洗剤ポケットは、水がかかりやすいような?
上の写真に関連した内容だが、シンクに標準装備されている中央の網カゴは洗剤ポケット。ここに洗剤やスポンジを入れるということなのだが、そこに洗剤を置いておくと跳ね水がかかりやすく、それが気になってしまう。結局、そのカゴにはスポンジのみ入れることにしたのだが、それゆえに妙にスポンジが浮いた存在に。もっと可愛いスポンジにすれば良かった?
とまぁ、なかば重箱の隅をつつく状態な感想であるが、実はキッチンがとってもお気に入りの場所となり、これは嬉しい誤算だ(だって、料理は結構苦手。ゆえにキッチンは居心地の良い場所とは思えなかったのだ)。この調子で料理の腕も磨かれれば良いのだが、そう世の中は甘くない。