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カテゴリ:映画・読書
『声の網』はたぶん40年くらい前の星新一の作品だ。
当時は 既に「マザーコンピュータ」の発想はあったものの 当然 まだ パソコンは普及されていなかった。 携帯電話も当然なかった。 なので 「目をつけられる人」というのは 電話(家電)での会話を聞かれるのだった。 電話会社から という人が さりげなく来て、電話機を替えていくと 会話が盗聴される。 反政府 反コンピュータ社会 な人々には ある日 お迎えがきてしまう。 今だったら どんな話になるんだろう?? ネットでつながっている今って 「マザーコンピュータ」という物体 があるという感じでなく 確かに 遍在感はあるのかも。。。。 私は デジモンの発想がとても好きだ。 ネット空間に情報があふれかえり その混沌から モンスターが生まれる。 ウィルス系デジモンが敵役 というのも面白かった。 ネット空間の端にいるパソコンの画面から 脳噛みネウロみたいなのがいきなり出てきて 頭の中の情報をかじりとっていく なんてのが 現代の『声の網』となったりしないかな ‥‥‥マイオリジナル な発想にはならないのが悲しいところ。 著名なSF作家などは、今の社会をどう見るんだろう。 そんなことを時々思う。 小松左京の最新コメントなんて 読んでみたいのだけれど、 どこかに 載っていないものか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月20日 19時43分08秒
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