テーマ:食の裏コラム(353)
カテゴリ:食と健康
食品の裏側~みんな大好きな食品添加物~ 著者:安部司 出版社:東洋経済新報社 サイズ:単行本/244p 発行年月:2005年11月 食品添加物の現状 我々が日々、口にしている加工食品には、必ずといっていいほど、「食品添加物」が入っている。ラベルの表示を見てもピンとこないがそれらの正体は驚くべきものからつくられているのだ。 廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに甦る。コーヒーフレッシュの中身は水と油と「添加物」だけ。「殺菌剤」のプールで何度も消毒されるパックサラダ。虫をつぶして染めるハムや健康飲料・・・・・・。 食品添加物の世界には、消費者には見えない、知らされていない「影」の部分がたくさんあります。「食品製造の舞台裏」は、普通の消費者には知りようがありません。どんな添加物がどの食品にどれほど使われているか、想像することさえできないのが現状です。 便利さと引き替えに 消費者が失っているものは・・・・ 本書は、そんな「食品の裏側」を、食品添加物の元トップセールスマンが明した日本ではじめての本です。いま自分の口に入る食品はどうできているのか。添加物の「毒性よりも怖いもの」とは何か。安さ、便利さの代わりに、私たちは何を失っているのか。 本書は、それらを考える最良の1冊になっています。 加工食品の裏側を告発した初めての本です。 食文化の乱れは 国の乱れ 現在の食生活から、食品添加物を完全に閉め出すのは無理だとすると、どううまく付き合っていくかが問題です。気軽さや便利さという「光」がある一方で、「影」があるということを消費者ひとりひとりが認識しなければなりません。 しかし、食品添加物の味に慣れた子どもたちが本物の日本の味を受け入れなくなっている事である。食文化の乱れは、国の乱れです。 今からでも遅くない。自分たちの食生活を見なおそうではありませんか。 ■目次 序章 「食品添加物の神様」と言われるまで 第1章 食品添加物が大量に使われる加工食品 第2章 食卓の調味料が「ニセモノ」にすりかわっている!? 第3章 私たちに見えない、知りようのない食品添加物がこんなにある 第4章 今日あなたが口にした食品添加物 第5章 食品添加物で子どもたちの舌が壊れていく! 第6章 未来をどう生きるか おわりに~加工食品のウソ・ごまかしを見抜く「安部式」添加物分類表 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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