テーマ:死の宣告からの生還(3)
カテゴリ:奇跡体験
館野泉さんは2002年の演奏会中に脳溢血に倒れ、それ以降右手が麻痺してしまったそうです。当時はピアノという人生の核を無くして絶望的だったそうですが、バイオリニストの息子さんが持って来た左手の楽譜をきっかけに各地で演奏活動をするまでに復活されたのです。 11月29日、TV「奇跡体験 アンビリバボー」で放映していました。短い紹介でしたが、大変印象的なとらえ方をしていました。 中学校勤務の頃、3年生の音楽の鑑賞曲の中にグリーグの「ピアノ協奏曲」がありましたが、鑑賞曲をレーザーディスクで見せていました。そのピアノ演奏をしていたのが館野泉さんでしたので、子どもたちとともに何度も何度も、その演奏を一緒に聴いていました。 1990年代でしたから、その頃はまだお元気で活躍なさっていたのです。 館野泉さんの演奏は「これが本当に左手だけなの?」と思うほど豊かな澄みきったもので、演奏を心から楽しんでいる優しい表情が印象的です。 そして、館野さんの演奏からは、大きな勇気が伝わってきます。 右半分の自由を失った館野さんが、左手だけでコンサートをされるまでに復活された姿からは、あきらめていたことをもう一度がんばってみようと励まされます。 ますます、お元気で活躍してください。
左手のピアニスト館野泉さん☆
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私もピアノを続けている人間として健康(特に骨折)には人一倍気を使っています。
脳梗塞という病気は今まで存在すら知りませんでしたが、麻痺によってピアノが弾けなくなる可能性があることを知り、一層健康に気を使うようになりました。 チョコレートは脳梗塞に効くという話を聞き、最近よく食べるようになりました。 館野泉さんには今後も活躍してほしいと思いました。 (2008.11.23 12:33:26) |
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