デイリースポーツ
昨年12月のドーハ・アジア大会で、日本オリンピック委員会(JOC)が日本馬術連盟に対し、馬術競技で使用する12頭の、開催国カタールへの輸送費として強化交付金約2000万円を補助する決定をしていたことが2日分かった。JOCによると、国際総合大会派遣で用具などの輸送補助としては異例の高額という。
JOCの説明では昨年4月、出場する競技団体個別の折衝で、競技馬の輸送費用が約1億円に上ることから同連盟がJOCに補助を打診。福田富昭選手強化本部長が中心となって検討し、約2000万円を補助することを決定、昨秋に大半が支払われた。
JOCは用具輸送に際して航空会社に輸送料金の減額を認めてもらうケースはあるが、セーリングの艇などの輸送で補助した例はないという。日本馬術連盟副会長を務めるJOCの竹田恒和会長は「わたしは頼んでいない。強化本部で考えてもらった」と話している。 |
アジア大会ではマレーシアにすら負けてしまった日本。
以前はアジアではダントツの1位だったのに、今や韓国に大きく溝を開けられている感じ。
韓国馬術界は、サムソンなどの大企業がスポンサーとなり、良い選手をヨーロッパで育成している。馬もしかり。マレーシアも、メインの選手は、皇室の血筋だったり企業家の子供達だったりで、ヨーロッパをベースに活動していたりする。つまり、金銭的な窮屈さは何一つないのだ。その違いが、結果に出ている感じもする。
2000万円は異例の配慮かもしれないけれど、2000万円では少なすぎるぅ。