テーマ:猫のいる生活(136443)
カテゴリ:笑劇場
黒猫念音が語るネンネの物語の始まりです。
2001年9月初め 雨が急に降りだした 私は目も見えないし、ちゃんと歩けないのにママがいない! 「ママ、ママ、どこにいるの?」 いきなりふわっと抱き上げられて柔らかな布の中。 目が覚めたら新聞紙に埋もれていた。 これが人間のママとの出会い。 2か月前に奄美に越してきたパパとママとの運命の出会い。 15年と4か月、共に過ごした家族との出会いの日。 掌に乗るくらい小さかった私は パパの友達に 「どうせ、かまじ(海の中にいる大きなお魚)の餌になるよ」 と言われながらミルクを一杯飲んで生き延びた。 人間のパパとママがいない時は ダックスの翼にぃとソラミねぇが構ってくれたの。 「運の良いにゃんこね」 って人には言われるけれど それは私が引き寄せたもの 声を張り上げ叫んだから気づいてくれる人がいたんです 運は自分で引き寄せるものよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 25, 2017 08:00:17 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|