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カテゴリ:しろあり駆除予防編
今年の8月に下見調査をしていた物件の施工です。 この物件は冒頭の写真のように、古民家です。 国宝や重要文化財の虫菌害防除を主流に行なう、 私どもの会社としても、何とかこの被害をくい止め、 良き古民家として、まだまだ使っていただきたいとの願いで、 とても細かく施工いたしました。 同業他社さんなら、今回の弊社の施工費の5倍は 請求するような、大変に気合を入れた施工を、 リーズナブルにしています。 まずこの写真は、ベタコンでもシロアリが侵入する 典型的な証拠です。 コンクリートと基礎の間には、経年変化で 必ず隙間ができます。 そのすきまを通って、今回シロアリは侵入し、 この束を食い荒らし、上部の柱を空洞化させています。 もう一度言いますが、いくら住宅メーカーの社員が、 床下がコンクリートだからシロアリが入らないといっても、 それは彼らに知識が無いため知らないだけだと、 そう思うようにしてください。つまり間違いだということです。 そしてこの写真ですが、この住宅で被害を大きくしたのは、 このようにハリが食い荒らされたためです。 で、 ナゼ食い荒らされることになったかと言うと、 それが雨漏りによるものだということです。 今回駆除施工は完了しましたが、 原因を確定させた以上、是非その問題を 改善してもらいたい、そう切に願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/13 08:59:12 PM
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