忙しいというのは、

余り良いことではありません。


「心」を「亡（なくす）」と書いて

「忙」という漢字です。


忙しいのだけれど、

心を亡くさないようにするには、

一日の中でちょっとだけ

立ち止まる時間を作ることです。


喧騒に身を委ねて突っ走っていては

見えないことが、立ち止まって見ることで

見えるというものです。


冒頭の写真は、倉敷市浜ノ茶屋の実家の玄関に、

３０年近く掛かっている洋画の大作です。


この絵に見守られながら、私は生きてきたわけですが、

この絵の作者は、この会社のオーナーさんです。


作者に断らないでブログに載せるから、

苦情が来るかもしれません。

先に謝っておきましょう。


この絵が我が家に来た経緯を書くことが、

今日の主題ではありません。


実は、この絵の作者に会いたいと思っていたのですが、

最近別な御縁でお付き合いしている方と、

長い友人であることが判り、

その直後、私が自動車を運転中に、バッタリ道端で出会い、

電話で３０年の時空を感じさせないままに

話まですることになったのです。


会いたいと思っていて、中々会えなかったのですが、

話して見ると、社会に出て縁ができた他のカテゴリーの仲間と、

その本人が交流があったり、知人であったりして、

案外、身近な所を数秒の差で、すれ違いながら、

生活しているという、そんな経験は、あなた様もお持ちでしょう。


実は数日前も、舟橋町の中国デザイン界隈で、

この作者で、この会社の社長が

自転車にに乗っている姿を見かけ、

一度会って話をしたいと思ったりしました。


同級生が穏やかな風貌で、背筋を伸ばして専業分野で

頑張っている姿を見て、自分を振り返るというチャンスが、

巡ってきたわけです。


止まってこそ見える今の自分の足元！！


現代人は何でも知っているけど、

自分自身のことは全く知らないと

私の檀那寺の住職はおっしゃいます。


古い友人であり、毎日のように私が眺める絵の作者、

近いうちにゆっくり話をして見たいものです。