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昨日は、某テレビドラマで使用する小道具用革トランクの打ち合わせに、わざわざ東京から来られました。 真ん中のトランクは、本木雅弘扮する人物がアメリカ渡航の際に持って行くトランクでございます。本人が気に入っているので、できるだけそのままで再製とのこと。ん~難題。 写真の3つのトランクの修理、又は再製、または同じようなものを新しく作るのでございますが、見たところかなりの傷み具合。 再製には一度解体して、使える部分やパーツと使えないところの補修または新しく作り直すかしなければなりません。 おおかた70~90年ほど経っていると思われる革トランクです。 破れた部分の革は乾燥してかさかさになっています。ボール芯が入ったトランクはへろへろに形が変形しています。 新しい革で作り直しても、わざと古ぼけたように修正しなければなりません。 そういえばイギリスにいた時にあちらこちらのカーブーツセール(フリマ)を見て歩いて、錆びて使い古した「釘」や曲がった「金具」が売られていて「こんなもの売れるんかな?」と不思議だったのですが、それは古い家具などを修理するときに、時代をあわせた部品が必要なため、需要があると聞きました。なあるほど~。 ということで、古いトランクを修理する部品を持っている方募集! ・・・って、そんな人おらんやろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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