Happy birthday dear USA!
という台詞から始まる、41日目の旅日記。
4年前はちょうど、その日をニューヨークで迎えたのだ。
今から考えても楽しい日だった。
さて、今日はというと。
またしても二度寝したせいで、10:28と出遅れるorz
この宿は朝食付きなので、食べてから行く。
まずは市庁舎の仕掛け時計を見に行った。
市庁舎はマリエン広場にあるので、まずはそこまでUバーンで行く。
地下から出ると・・・
こんな建物があった。規模も豪華さも桁違い。
仕掛け時計が動くのは、11時、12時、17時、21時の1日4回だ。
なんとか11時に間に合った。
けど、南側から見るので本当に正解だったのか?
それを見たら食べ歩きスタートだ。
まずは、バイエルン名物の白ソーセージを食べる。
他地方の焼きソーセージと異なり、熱湯で温めて食べる。レストランでもポットに入れて提供される。
皮をむいて食べるのも、他との違いの1つだ。
2本からでしかオーダーできず、また一部のレストランでは午前中にしか出されない。
これはバイエルンの伝統か?
付け合わせのプレッツェルも食べてみたが、塩味が効きすぎているorz
勝手に出てきたが、実はこれも有料だったりする。微妙に不親切な。
腹話術っぽい人形と少しばかり話してから、少し歩くと広場へたどり着く。
ここは屋外マーケットで、中央部にはビアガーデンもある。
昼間からビール飲む人がたくさん。
僕は今日は飲まないつもりなので、ホットドッグを1本買う。
大きなテーブルが多く、相席になった。
ここで話したのは、イギリスのマンチェスターから来た老夫婦。
訪れた場所なので、その時の話を話題にできる。
なるほど、旅はすればするほど話題として使いやすくなるというわけか。
次は、そこから少し北のレジデンスに向かう。
14世紀にできて、さらに増築が重ねられた宮殿だ。
今は宮殿というより、むしろ博物館と美術館と言った方がいいか。
宝物庫のコレクションがすごかった。金銀アクセサリに王冠がたくさん。ピンクゴールドもあった。
美術館エリアは非常に広く、回るのが大変だった。
その次は、オリンピック公園を訪れた。
1972夏のミュンヘンオリンピックの競技場を、公園として再利用している。
考えてみれば、夏の方は開催地の選択肢は豊富にある。ミュンヘンのような寒い都市でもできたということは。
対して、冬は雪の降る地方でなければできそうにない。
1972冬は、Blackのホームタウンである札幌で開催された。
札幌で最初の地下鉄がこの時開通した。
公園での1枚をUPする。
ここには高さ290mのタワーがあり、展望台に登れる。
展望台は3層あり、それぞれ屋内、柵あり、柵なし手すりのみ。
屋内では他都市の方向がわかる。
北はベルリン。ドイツの旅が始まった場所だ。
少し東に向けばヘルシンキの方角になる。
対して、北西にはロンドンとダブリン。
天気のいい日だったので、南側は遠くの山が見えた。
あの向こうには一体何があるのだろうか。
41日間も旅をしてきたが、世界の広さはとどまることを知らない。
その広さは歩いた者にしかわからない、ってか?
これだけ広い世界になら、僕の居場所も探せば見つかるような気がしてきた。
そのための準備もしてきた。足りるのかどうかは知らないけど。
今日の晩飯は、豚肉のソース煮込みSchweinsbraten。
ほどよい硬さでおいしい・w・b
ソースの味はそれほど強くなく、肉の味がメインだ。
さらにデザートもオーダーしてみた。
クリームを乗せて食べるアップルパイだ。夏ならバニラアイスがつくものも出回る。
ローテンブルクで赤ワインを飲んだり、ここ数日はかなり飛ばしている。
もうドイツの旅も残り少ないことだし、出し惜しみ無しで行こう。
次の国では食べる量減らさなくては・・・。
21時の仕掛け時計を何が起きたかわからないまま見終わり、
地下鉄で宿に帰ってきた。21:33。
ミュンヘンまで来ると、この時間で夜になり始める。
昨日とは違うメンバーとUNOをプレイ。6人で5戦ほどやって1勝した。
大体9~12歳くらいの子供のグループで、引率の大人が1人いた。サマーキャンプか何かだろうか。
ほとんど話す時間取れなかったので、推測だが。
さすがにあの年齢だと、英語は簡単なものしかわからないだろうし。
で、日記書いていたら日付がとうに変わってるorz
First updated 2016.07.05 01:25:58