トロントに来て、今日で3年が過ぎた。
39回目のレストラン巡りを、この日に入れる。
今夜足を運んだのは、Morton's The Steakhouse。
アメリカ各地と、他にも香港やシンガポールなどに店を持つステーキハウスのチェーンだ。
日本にも、東京丸の内に店があるようだ。
トロントにおいても、ネット記事でよく紹介される有名店らしい。
地下鉄2番線のBay駅から、西に数分歩いた所にある。
https://www.mortons.com/
まずは内装の写真をどうぞ。
雰囲気からもわかる通り、今まで訪れた店とは一味違う高級店である。
開店からすぐの18時なので空席が目立つが、1時間もすれば客でいっぱいになった。
どうやら2階もあるらしい。
今日で、トロントに来てちょうど3年。
大幅に延期してきた永住権取得記念のディナーと、少し早いが誕生日も兼ねる。
これだけ一度に重ねるのだから、相応に豪華な食事をしたい。
ということで、今日はこの店に来た。
来月には、トロントに来てから4度目の誕生日を迎えるが
来たばかりで何も成し遂げていなかった1年目を除き、バースデーディナーは全てステーキを選んでいる。
当時の話は
2017/11/09と、
2018/11/13の日記を参照。
いずれの年も記憶に残るディナーだった。
今回のオーダーは、Prime Porterhouse。
ステーキといえば、焼き方と同じくらい部位の選び方も重要だ。
ポーターハウスとは、T字型の骨付き肉のこと。
骨を境にサーロインとフィレに分かれているのが特徴だ。
その中でも、フィレ部分が3分の1以上の肉をポーターハウスという。これを下回るものはTボーンステーキと呼ばれる。
日本ではあまり出回らないらしく、ステーキについて書かれたネット記事でも触れられていない場合も少なくない。
かなり大きいので、基本的には2人以上で食べるステーキである。
この店では、24oz(約680g)と1人でも手が出るサイズのポーターハウスを出している。
実のところ、この点が今回の店選びの決め手になった。
42oz(約1190g)のポーターハウスもあるが、これは3人でも食べ切れるかどうかって大きさだ。
とはいえ、24ozでも十分に重い。
一度くらいはこんな大きなステーキを食べてみたいと思っていたが
考えてみれば、これ以上年取ったらそれだけ食べ切るのが難しくなる。
今年は永住権取得という大きな成果を得たことだし、挑むならこれ以上無い機会だ。
暗くていい写真が撮れなかったのが心残り。
皿の横幅が大体30cmくらい。
前述の通り、2つの味が楽しめるステーキだ。
フィレのやわらかさと、サーロインの重厚さ、どちらも違ったおいしさがある。
ちなみに今回もまたミディアムレアだ。
中心部が生に近く、赤肉のやわらかさがたまらない。
肉の味をダイレクトに感じる。
前述の24ozは骨も含めての重さなので、その数字の割にはあっさり食べられる。
去年の経験を活かし、オーダー直後にパンを食べなかったおかげで
満腹になる前に完食することができた。
と思ったら、誕生日のサービスにデザートが出てきた。
ホットチョコレートケーキである。
中にチョコレートソースが入っており、隣に並ぶバニラアイスとの相性が絶妙だ。
こちらもおいしく味わった。
価格は、ステーキ自体は$77。
税チップ込みでちょうど$100くらいになるだろう。
実際には水が有料だったので、総額は$110(9100円)となった。
少なくとも、自分で金払った範囲において
これほど高くつく食事は今までしたことがない。
今日はそうするつもりで来た。
トロント生活3周年、永住権取得、そして誕生日を一度に祝うために。
11月は休暇を取って2週間ほど日本にいるので、トロントで外食する機会は無いだろう。
次回は12月前半の予定だ。