カテゴリ:プチ旅行
プチ旅行と言えば「お土産」、ついつい買いすぎて、家族には喜ばれるよりも怒られることもあります。小樽のお土産で家族が喜ぶものと言えば「かま栄」の「かまぼこ」です。一般のかまぼこに比較して値段も高級なので、それほどは買えません。
かまぼこ posted by (C)ガリレオ二世 小樽に行ったら必ず買い求めるのは「かまぼこ」の他にはガラス製品。今回はキャンドルホルダーを買いました。見た目はただの白いガラスですが、ローソクに火をつけると模様が浮かび上がってきます。色々な模様の物が売られていましたが、今回購入したのは1個だけです。 キャンドルホルダー posted by (C)ガリレオ二世 運河プラザを訪れた時に、販売店の方の車が邪魔で見えなかった「文公」の銅像。狭い所を回りこんで何とか写真を1枚撮りました。小樽では有名な「消防犬 文公」の銅像ですが、寒くないように帽子とマフラーを着用させられていました。赤い色は消防車の色を意識したものだと思います。 消防犬「文公」 posted by (C)ガリレオ二世 「文公」は小樽市で大正時代から昭和の初めにかけて活躍した「消防犬」です。火事の焼け跡から救出された野良犬なんです。とても利口な犬で成長すると、消防車に消防団員とともに乗りこんで出動していました。現場に到着するとホースをくわえて団員に渡し、非常線を張った内側へ野次馬が来ないように吠えて回るのだそうです。 消防犬「文公」 posted by (C)ガリレオ二世 上の写真は小樽市総合博物館「運河館」にある「文公のはく製」です。火事の現場で怪我をして獣医の手当てを受けたことがあるそうですが、その数年後に点呼の現場に姿を現さず行方不明に。熱を出して体調が悪かったため、自分で獣医のもとを訪れ治療を受け入院したそうですが、本当に利口な犬なんですね。
昭和13年には24歳となっていましたが、急に痩せてきて元気もなくなり、その年の2月3日に亡くなったそうです。盛大な葬式が執り行われることになりましたが、葬式に呼ばれた僧侶は犬の葬式と聞き驚き一度は辞退したそうです。あまりの弔問客の多さにねんごろに読経を唱えたというエピソードが残っています。文公の死は当時の新聞でも大きく取り上げられました。 小樽の森の紹介 posted by (C)ガリレオ二世 小樽の森の紹介 posted by (C)ガリレオ二世 「文公のはく製」のある小樽市総合博物館「運河館」では、小樽の自然の紹介や手宮洞窟古代壁画のレプリカなど多くの展示物があり楽しめます。旅先でその土地のことを知ったり、色々な物語に出会えるのも旅の楽しさですね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[プチ旅行] カテゴリの最新記事
|
|