カテゴリ:健康
風邪になったりインフルエンザになったなど病気になった時に体温を測る人は多いと思いますが、日常から体温を測る人は少ないようです。体温37度で熱があると判断する人もいますがこれは平熱です。ただ体温の低い人が増えていますから37度で熱があると判断するのも間違いではないかなとも思えます。
昔の人は現在の人と比較して平均体温が高かったそうです。現在は便利な世の中になって歩くことや体を動かすことが少なくなったので平均体温が低くなったと言われています。
熱があるかどうかは平均体温と比較して考えなければなりません。平均体温が36.8度の人が37度の場合は病気で熱が出たとは考えられないでしょう。平均体温が36度以下の低体温の人が37度の場合は病気で熱が出た可能性が高くなります。 テルモ体温研究所によると理想的な平均体温の測り方は起床時・午前・午後・夜の4回測り、この体温値を時間帯ごとの平熱として覚えておくと良いそうです。注意すべき点は1日だけ測るのではなく日をあけて元気な時に何度か測ること。食後は体温が高くなるので食前または食間に測ります。
私の平均体温はだいたい35.6度くらいでした。一般的には平均体温が36度以下の人を低体温としているようです。健康的な体温は36.5度~37.1度だそうです。低体温の解消を目指して頑張ってきたのですが最近の平均体温は36.3度くらいになっています。もう少し頑張る必要がありますね。
体温と免疫力との関係についてはこれまでも記事の中で何度も取り上げてきました。体温が1度下がると免疫力が30%程度下がり、体温が1度上がると免疫力が5~6倍高まります。今はインフルエンザ患者が急増中で要注意の時期です。うがい・手洗いなどの予防の基本は大切ですがもっとも重要なのは免疫力です。体にウィルスが入っても免疫力が強いと、免疫細胞がウィルスを攻撃して死滅させ感染から体を守ってくれます。
低体温の解消(私の場合) 体温を上げる入浴剤(炭酸系など)を入れ15分ほど湯船に浸かる。シャワーだけを利用していると体温が低くなりがちだそうです。生姜や根菜類など体を温める食材を食べるようにする。運動をするなど積極的に体を動かす。体を動かすことによって体温が上がりますが、筋肉量が増えることによっても基礎代謝が高まり体温が高くなります。気温が低い時には手袋・マフラーなどで熱が逃げるのを防止する。使い捨てカイロを利用して体の冷えを防ぐなどです。
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