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キレーションに疑問をもたれている方の多くは、キレーションで何かが出来るようになったとか言う親の話を「自然の発達」もしくは「療育、関わり方によって」という言葉ですませがちなのですが、うちの子に関しては本当に不思議なくらいにON毎に「あんた、こんなことできるようになったのか!?」といいたくなるような突然の大きな変化が見られることが多いです。
今回は、表題のことを、親には明確にわかる形で言ってきてくれました。 以前も「おな、いた」(おなかいたい)とか「みきー、いた(ディズニーランドの話)」とか、それらしきことは言っていたのですがどうも場にそぐわないことも多く、半分自己刺激のように言っているだけ、というような部分がありました。(本当にお腹が痛いときにも言っていたので判断が難しかったです) たまごおうじは以前は常に(最近はイーストでおかしいときのみ)痛みや熱さ冷たさなどの感覚に鈍感でした。1歳くらいのときには、いつこんな傷を作ったのだろう?というような擦り傷がいつのまにやらできていたりすることもありました。 キレーションを進めるにつれて、このあたりの感覚がかなり正常化してきて、しかもだんだんそれを言葉で表現できるようになってきました。 昨日の話ですが、たまごおうじと犬を車に乗せてちょっと遠くの大きな公園まで散歩にいこうと準備していたとき。荷物と犬を先に車に乗せ、たまごおうじが階段を下りてくるのを待っていました。そうすると、「ふえ~ん・・」とべそをかきながらたまごおうじが小走りでやってきました。「どうしたの?」と聞いたら「いたい、いたい、ひざ、いたい」というので見るとひざに結構なすり傷がありました。痛い箇所までプロンプトなしで自分でしっかりいってきたのは初めてだと思います。 今日になっても、着替えなどのときに膝の傷を見ると「ひざ、いたい」というのですが、他にもごにょごにょ言うので、聞くと「●●(自分の名前)、はちた。おしゃんぽ、こーんじゃた。」と私を見て言うのです。「お散歩で走って、(本当はお散歩に行く前だけど・・)ころんじゃった。」という経験を、自分の膝の傷を見て思い出して私に伝えてくれたことはとても嬉しかったです。 私の大きな心配の一つは、この類の障害を持つ子は痛みや辛さを親や周囲に伝えられないことが多い、ということでした。たとえばもし親の知らないところで肋骨が1本折れていてもそれを伝えられなかったら・・・・などと悩ましく思っていました。 しかし、こういう大きな驚きの1歩は決まっていつもon中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 31, 2005 03:19:13 AM
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