昨年河北地区で手足口病が多発し,死者が出たニュースがありましたが、最近では全国規模で手足口病が蔓延しており、政府も重視して抑制に力を入れてはいますが、なかなか抑制が出来ない状況が続き、この病気は世界中何処でも起きるウイルス性の病気で伝染性があります。
　ウイルスも数種類ありその中で一番強い毒性を持つＥＶ７１が一番多く、その他も検出されています。
　これらの病気は伝染しますが通常は軽微で治ってしまうのが普通で、仮に重症の症状が出ても早めに受診し適切な治療を受ける事で通常は命を落とす事は無いのですが、何分医療保険などまだまだ未整備の中国です。医者代も馬鹿にならないため低所得者などは子供が発病してもよほど重症にうならない限りは医者に見せる事しません。
　よって、本当に重症になり手遅れ状態で医者にかかる事や、医者の見立ての問題もあり、風邪などと誤診をする場合もあり、手遅れになることがあるのです。
　よって、早いうちに発見することと発病したら隔離し幼稚園などへは登校させてはなりませんが、これら保護者の知識も不足いますと子供を登園させ、他の園児にうつしてしまい、対象に患者が発生してしまうのです。
　事実、爆発的な発病地区を調査すると５件の内４件は幼稚園を媒介として発病していました。
　このように保護者の子供の病気に対する知識と政府などからの教育が無いと予防は出来ないのです。
　またかかった場合の処置や、金銭問題もあるため重症患者が出てしまうのです。
　現在は交通期間等が発達している為どこかで発生したばあい、ウイルスを交通機関を経て全国にばら撒いてしまいどこかで発生した場合もその後全国で発生が見られます。
　このように、航空機や鉄道などが急速に媒介する為、予防も難しいのが現実です。
　以前のサーズも同じでした。
　これからどの様な伝染性のある病気が何処から入ってくるかわかりません。
　やはり毎日の手洗いとうがい、マスクの活用など自衛しかないようです。