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テーマ:DIY (3414)
カテゴリ:DIY
本日はカラーボックスの修理。
最初は、学童保育で使っているカラーボックスが、ネジ止めしている棚板が割れたってことだったので、棚板だけ持って来てもらうことを想定していたんですが、今時珍しく棚板がダボで固定しているんじゃなくて、ネジ止めなのと、よくよく見てみてたら棚板1枚だけじゃなくて、複数枚壊れていて、簡易的に補修した状態ってことだったので、バラして全部持って帰ってきたらしい。 それでは1つ1つのパーツを見てみましょう。 カラーボックスのご多分に漏れず、コイツも材質はMDFでした。 MDFというのは、木材のチップを粉状に線維化してから成形した板のこと。安いし、エコだし、加工はしやすいんですが、湿気に弱いし、ネジをつけたり外したりしてると、繊維がボロボロになってネジ止めできなくなってしまいます。 今回は、おそらく棚に必要以上に重たいものを載せていたか、圧力をかけたのか、横板にネジ止めしていた棚板が、ネジ止め部分を中心に割れちゃっていました。 こちらは天板で、割れてモゲた破片をそのまま接着剤で固定してありました。 平らにはなっていなくて、接着した部分が盛り上がっちゃってるんですが、割としっかり固定されているので、ここはこのままにすることにしました。 こちら(↓)は底板。 モゲた部分をテープで止めるという荒業。 ただ、これは片側だけじゃなくて・・・ 横から見ると裏表両方ともダメになっちゃってました。 で、こっち(↓)は下から2番目の棚板。 こちらが最近壊れたやつで、ガムテでモゲた部分が貼り付けられていました。 では、修理していきましょう。 修理方法は、いつも通り木屑+木工用ボンドです。 ねりねりして・・・ 壊れたところに埋めます。 それだけだと棚板としての強度はないので、上から2mm厚のベニヤ板を接着して、 完全に乾燥するまで数日間放置です。 裏表両方とも壊れているところも・・・ 木屑+木工用ボンドを盛って、 両サイドをベニヤ板で挟んで固定。 この間、余計なテープを剥がします。 普通に剥がすと、カラーボックスの色が剥げちゃうので、ヒートガンで温めてテープの粘着力を弱めながら剥がします。 で、先程のベニヤ板や周囲の禿げた部分をフラットブラックで塗装。 乾燥が完了したのがこちら。 結局5日くらい乾燥させました。 はみ出た木屑+ボンドはヤスリがけして平らにしてあります。 これまでの修理方法では、棚板としては心許ないので、棚板はL字ステーで横板に固定することにします。 L字ステーの裏側に両面テープを貼って、 位置決めをしたら、 ネジでL字ステーを固定。 修理しなかった天板も、このままではいつかまた壊れるので、 下側にL字ステーで固定。 というわけで、完成です。 MDFは何度もネジをつけたり外したりしているとバカになってしまいます。 以前にもブログに書きましたが、ネジには1本1本クセがあるので、MDF側にもそのクセに応じたネジ穴が形成されているはずなので、かみさんには分解して持ってくる時に、どのネジがどこに使われていたのを全て分かるようにしてもらいました。 超メンドクサイ作業だったと思いますが、こういうことが後々生きてくるのです。グッジョブでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 18, 2024 07:33:09 PM
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