今の会社って大丈夫ですか?
久しぶりの更新です。夏休みに色々と将来について、考えさせれることがあったので、自分の考えをまとめてみました。突然ですが、仮にあなたが、戦国時代の今川義元の大名だった場合、どうしますか?未来を知っている人だったら、徳川家康に着きますよね?では、未来を知らなかったら、徳川家康につけなかったかというとそうではないと思います。たぶん、義元がいなくなって、意見が通らなくなったり、待遇が悪くなったり、裏切る家臣が出てきたりと予兆があったと思います。そんな中でも他国の状勢を収集し、対策していた人は、次に仕えるべきリーダはどこかを見定め、機会に乗じて行動に移すことが出来たと思います。では、現代版で置き換えてみます。仮にあなたが、シャープの社員だった場合、どうしていましたか?屋台骨のテレビを中国勢に押されて売れなくなり、徐々にボーナスが減ったりやら、社内の雰囲気が悪くなっていったり、リストラがあったりしたんだと思います。それを早く察知した人は、辞めて将来性のある会社に移ったと思います。では、将来性が分かるかって話ですが、過去と今を分析してみましょう。東洋経済に以下の記事がありました。過去10年で売上高が減った500社過去10年で売上高が増えた500社売上が落ちた業種は、家電,鉄道,百貨店,パチンコ機器,石油売上が増えた企業は、自動車,小売,部品機器,化学といった所でしょうか。家電,パチンコ機器は、自動車,部品機器百貨店は、小売石油は、化学に移っていれば、将来性を見通せたと言えますね。将来性を見通せたかというと家電は、コモディティ化していたし、若者のパチンコも離れという話も出ていました。地球温暖化を考えると石油への依存度を減らしていこうという流れも分かります。逆にファストファッションや自動運転,IOTというキーワードから、現在業績のいい企業と結びついています。ニュースで流れている内容に沿っているみたいですね。現在ニュースでは、AI, 仮想通貨, 5G, AR/VR, ロボット, ドローン,インバウンドといった記事が取上げられていますね。手堅いのは、AI,5G,インバウンドでしょう。(インバウンドは、他よりも規模が小さいという欠点があります。)逆に化けるのが、仮想通貨とロボットですかね。危ない産業は、自動車だと思います。EV化が進むとテスラや中国の自動車メーカへシフトしていく可能性は、大いにあります。昔は、中国で家電を作ることはできなかったと鼻で笑っていたのが、今の自動車なのではないでしょうか?正直、情報の流れが速くなってきたため、時代の流れは、昔よりかなり早まってきたと思います。(20年前は、TVCM,雑誌,仲間の口コミでしか商品をしれませんでしたが、 今は、スマホで調べればすぐに情報を手に入ります。)おかげで、想像もしなかった会社が、大きくなったり、逆に大企業が、力を失ったりということが起きつつあります。入社してから、定年まで同じ会社に勤めながら、給料が上がっていくという人は稀なのではないでしょうか?常に市場と自分の価値を測りながら、臨機応変に生きていくことが、求められていくと思います。P.S.最近脱プラスチックの動きがあるので、プラスチック製品の製造販売している会社は、早急に代替素材を開発しないと厳しいと思います。ついでにこちらもどうぞ。需要があって、他の人がやらないことをやろう常に考えよう!勝手に今後のIT業界が進む道を考えてみた自分のキャリアを考えよう!働き甲斐のある会社とは?日本の家電メーカが生き残る道は?日本の電気メーカーがテレビで負けた理由とは?