|
カテゴリ:ビジネス
2012/09/25(火)放送 WBS
日本の電気メーカーがテレビ販売の不振で、経営の悪化を 招いた理由は、いくつかあると思いますが、一言でいうと 価格競争(コモディティ化)に対する戦略がなかったからだそうです。 そもそも、昔の日本メーカーは、安くて品質がよいということで、 成長してきたにも関わらず、今の日本メーカーは、 価格競争になると価格では戦わず、高付加価値商品に走り、 商品が売れなくなると撤退する傾向にあるそうです。 では、コモディティ化に対応するには、どうするかというと 遅かれ早かれ、世の中のニーズが高い製品は、コモディティ化する前提で、 それを見越した戦略を予め立てておく必要があるそうです。 例えば、価格競争に戦い抜けるよう財務を強くしたり、 あるいは、他の商品で利益を上げておき、一時的に その事業が赤字になっても耐えれるようにするとか、 極端な例では、IBMのPC事業のようにコモディティ化が 進む前に完全に撤退するとか。 そんなこと言い出したら、なんでも戦略を立てないとダメじゃないか と思われるかもしれませんが、コモディティ化は、企業の根幹に 関わることですし、地震と同じでいずれ直面することなので、 予め想定しておいても損をすることではないと思いますよ。 P.S. 12/10/31 WBS 自動車業界のようにマーケティング力やデザイン力がキーとなる 分野では、コモディティ化を防げているそうです。 P.S. 家電メーカ不振の原因は、顧客ニーズの把握不足,従業員の外国人の 非登用と老齢化,生産から販売まで手掛けることにあるようです。 元ネタはこちら。 興味がある方はこちらの記事もどうぞ。 中小企業が生き残るための3つのこととは?
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.16 18:35:36
コメント(0) | コメントを書く
[ビジネス] カテゴリの最新記事
|