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昨日の続きで絵本の話です。絵本って絵の部分や文字
の部分が結構少ないと思いません?つまり空白の部分 が結構あるということです。見開き一ページに文字が 数行、絵が真ん中辺りにポンと。あとの余白は真っ白 なんてのよくありますよね。 漫画なんかは一コマ一コマ、背景もギッシリで、絵に 迫力があります。絵本にはそういう迫力がない。その 中で、惹きつける絵を描くのってすごいと思うのです が、どうでしょうか? また絵本にはそういう迫力の無さ、落ち着いた感があ るのがものすごい良いのだと思ってます。 先日、美術館へ行って絵を見てきたのですが、大きな 会場の中に絵が数十点、絵自体はかなり大きなものが 多かったのですが、絵を飾る配置、絵と白い壁との間 隔が落ち着き感を出しているような気がしました。 首をあげる角度で世界が違います。視点が低いとたく さんの見物客の中、絵を見ているのでザワザワした感 があります。視点をもう少し高くするだけで、全く絵 を見る雰囲気が変わるのです。見物客は視野にあまり 入らず、絵と壁の白さが絵本のような余白を生み出し 落ち着いた感じを与えてくれる。 《この続きは次の日記で...》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.27 11:36:34
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