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カテゴリ:陸奥国一之宮塩竈神社/全国塩竈神社めぐり
本日開催の松島ハーフマラソンは棄権することにしましたが、会場に行く用事があったのでそのついでに東松島市の塩竈神社を詣でてみることにしました。
内陸部に移設され、今年5月30日に開通した仙石線の東名駅で下車します。 まだ小さな駅舎があるだけで街の形成はこれからです。 東名駅から下ってきて国道45号線を越えます。松島ハーフマラソンのコースになっているので、早い時間から警備員やボランティアの方々が待機していました。 東名運河に架かる橋を渡ります。この先に見える小高い山の上に目指す塩竈神社があるはずです。 参道の入り口にやってきました。津波の襲来によるものでしょう、鳥居が壊れたままでした。これ以上倒壊しないよう、ワイヤーで補強されています。 なんとも悲しい姿です。 参道を登ってみることにしましたが、ジャングルのようになっていて先に進むのがためらわれます。 石段が見えてくると少し安心です。 石段からの風景。野蒜石の石切場でしょうか? やっと社殿にたどり着きました。だいぶ痛んでいるようです。 なんか違和感があるなと思ったら、向拝を支える2本の柱が倒れて無くなっています。 社殿の内部も撮らせて頂きました。 かつては、この神社で地域のお祭りも行われていたのでしょうね。 すっかり荒れ果ててしまっている東松島市の塩竈神社。非常に残念ですが、その地域に住む人たちがいるからこそ成り立っている神社ですから、人の暮らしに合わせて衰退してしまうのも仕方のないことなのかもしれません。 社殿の裏から見た風景。震災前はここにも多くの住宅が建ち並んでいたのでしょうか。 今後、住宅地は駅を中心にした高台に形成されるのでしょうが、海を間近にしたこの地区には水産加工業者もありますから、小高い山の上にあるこの塩竈神社を避難場所として整備するというのもひとつの案だと思います。 仙石線東名駅から塩竈神社までは、およそ2キロちょっとの距離です。 参道はずいぶんと荒れていますので、行かれる方は充分にお気をつけて。 (決して参拝をお勧めするものではありません) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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