霊松寺へ
10月21日七色大カエデ、ダム巡りの後タクシーの運転手さんに教えてもらった霊松寺(れいしょうじ) へ行きました。ここは曹洞宗寺院としては長野県内最古とされています境内には大きなイチョウの木がありました。このイチョウは「オハツキイチョウ」というのもで案内板には下のように書いてありました。木になっている銀杏の実は普通のものでしたが…見たことのないオハツキイチョウがどんなものかもわからないまま落ち葉を探し始めましたが見つかりません。無理もないですね。10パーセントしかないというのですから。ちょうど拾った若い人がいたので見せてもらいました。ちょっとピンぼけですが…境内にある山門は茅葺で彫刻も手の込んだ歴史を感じさせるものでした。庫裏や本堂の写真をすっかり写すのを忘れてしまいましたが、本堂のほうへ行くと時間があるのなら本堂と庫裏をご案内しますと言われたのでお願いしました。普段このお寺は無人とのことで春と秋に何日か公開するそうです。立派な本堂と庫裏でした。庫裏の2階からお庭の眺めですが紅葉が進むととてもきれいだと思います。1階の食堂と奥は修行の場で一人1畳で寝起きし修行をしたそうです。ぐるっと回って再び本堂の廊下へ来ました。廊下の天井一面に竜の絵がありました。真ん中の竜の下で手を叩くと竜が泣きます。「鳴き竜」と言われるものです。「鳴き竜」で有名なのは日光東照宮ですが、ここでは神社の方が拍子木を叩いて聞かせてくれます。しかしこの霊松寺では自分が竜の下に立って手を叩いて「鳴き竜」を体感できました。