必殺まっしぐら! 第10話「相手は草津の乗っ取り男」
大掃除ではなく大片付け。物は減っていない必殺まっしぐら! 第10話「相手は草津の乗っ取り男」今シリーズ初の凡作。そのためか脚本は連名。相当な手直しが入ったと思われます。上州・草津。温泉に行きたいね。吉金屋(一鉄斎春光)は関八州取締役・佐久間直正(ハヤタ隊員)と悪のタッグを組んで草津を牛耳っていた。今度は沢田屋を買収するぜ。しかし断ったのでぶっ殺す。沢田屋の娘・おちかは江戸に迎え向かうが、吉金屋の追手に襲われ寸でのところで秀に助けれられる。秀はおちかを宗右衛門に引き合わせる。おちかは父親の恨みを晴らすため仕事人を探していた。つうことで宗右衛門はおちかの依頼を受け、秀に仕事を回す。宗右衛門はまともな仕事もするようです。秀はいつものように大金を若紫に届けようとするが、太夫が急病で亡くなったことで廓は大騒ぎ。若紫も悲しみに暮れて秀どころではない。冷たい女だな。そんなこんなでいつものように刺客に襲われたり、返り討ちにしたりで草津に到着。先乗りしていた麻呂は沢田屋を訪ねるが吉金屋の看板が掲げられていた。しかも近々大目付が泊りに来るとのことで宿泊拒否。そこで麻呂と東吉は公家と部下の家司に扮して強引に吉金屋へご宿泊。しかし高貴な身分には見えず怪しまれる。かといって追い出す訳にもいかず吉金屋と佐久間は困っちゃう。大目付の一行が来る前に揉め事は起こしたくない。ある夜、沢田屋でバイトしていた浪人・浜田源蔵が吉金屋を襲撃する。しかし仇討ち失敗、秀に助けられる。源蔵は元岡倉藩の藩士だったが、公金を横領した藩の剣術指南役に父親を殺されていた。その指南役が吉金屋であり十年目にしてようやく草津で発見、バイトをしながら敵討ちのチャンスをうかがっていた。秀は大目付が来る明日がチャンスだとグッドアドバイスを与える。翌日、大目付の一行が到着。秀たちは宴を開催中の吉金屋へ、源蔵も屋敷に潜入する。麻呂が厠で下っ端をブッ刺し、東吉が用心棒とガチ勝負で勝利、再び麻呂が床下から佐久間を仕留めようとするが気配を察知され逆襲。しかし危機一髪のところをお銀が駆け付け佐久間をぶった斬る。そして源蔵と吉金屋の一騎打ち。秀が障子越しに吉金屋を仕留め、絶命しているとは知らず源蔵は吉金屋を斬る。その騒ぎに温泉から上がって来た大目付は源三が差し出した仇討赦免状を受け取り、仇討ちを見届けたと認める。そして沢田屋復興、帰って来たおちかは源三に礼を言う。お・わ・り