論文完成。提出。せめてBは欲しいよな。
帰ってきたウルトラマン 第13話「津波怪獣の恐怖 東京大ピンチ!」
山奥シリーズが不評だったのか、今回はものすごい特撮シーンがてんこ盛りだヨ。宝石を運ぶ船が沈没。10日後、高村船長他数名が救出されるが、沈没のショックで高村船長は記憶を失っていた。高村船長はマスコミから沈没の責任を追求されるが「シーモンス」と答えるばかり。娘の陽子によるとシーモンスは西イリアン諸島(西表島?)にオスの怪獣・シーゴラスと共に住む四足のメス怪獣であり、沈没の原因はシーモンスだという。しかしマスコミは信じようとしない。その場にいた郷と上野隊員も半信半疑。偶然録音されていた高村船長の意味不明の歌をMATが解析。その結果「シーモンスは気立てのいい怪獣 だけど海を渡る時は気をつけろ 恐ろしいことが起こる」と歌われていることが判明する。そんな中、伊豆に怪獣出現との一報が入る。ひょっとしてシーモンス?郷と上野隊員は高村船長を訊ねるが、以前と変わらずボーッとしたまま。その頃、陽子は怪獣がシーモンスかどうか確かめるためモーターボートで八丈島へ向かっていた。郷と上野隊員が追いかける。この水上シーンがなかなかの迫力。陽子は父親の潔白を証明したいと郷に訴える。その後、MAT本部で陽子が歌った2番目の歌詞の分析が行われる。高村船長は昭和19年当時、ニューギニアに兵隊を送る輸送船団に乗っていた。途中、魚雷攻撃を受けて船は沈没。島の人たちに助けられたことでこの歌を知ったという。うーん、ここでも戦争のエピソードか。。。さて分析の結果「シーモンスをいじめるな シーモンスをいじめると角光る 角光ればシーゴラス怒る」と。そんなこんなでシーモンスが東京湾に上陸。水の特撮は金と時間が掛かるから大変なんです。つうことで今回はかなり力(予算)が入っています。港に上陸したシーモンスはセメント工場の石を食べつづける。様子を伺うMATに工場長がモーレツにクレーム。「お前ら怪獣退治が仕事とちゃうんか!こっちはえらい操業ストップで損害やっちゅうねん!もう~あてにせんわわ!」と激昂。そして現れたのが自衛隊。MATと自衛隊は管轄が違うのね。そのため作戦をめぐってMATと自衛隊は対立する。リアルだなあ。指揮権が異なることから自衛隊は独自の判断でシーモンスに攻撃。シーモンスの鳴き声を聞いてシーゴラスが海底から姿を現す。そして東京に向かって津波を引き起こし、伊豆方面が被害を受ける。またこのシーンが生々しい。歌に秘められていた身の毛もよだつ恐ろしいこととは津波のことだったのだ。ちなみに2011年にCSで再放送された際、今回のエピソードは割愛されている。そりゃそうだ。。。でも同じCSでも日本映画専門チャンネルは「こういう時だからこそ」と映画版「日本沈没」を放送している。そんなこんなでシーゴラスが東京に向かう。陽子は港にいる怪獣をシーモンスと確信。でもそんなことをしている場合ではない。いよいよ東京湾にも津波が押し寄せてきた。津波の前に呆然と立ち尽くしたままの洋子。郷は陽子に避難するよう呼びかけながら、光に包まれウルトラマンに変身。津波に向かって仁王立ちするウルトラマン。「東京に押し寄せる大津波。東京を占領せんとする二大怪獣。果たしてウルトラマンにどんな作戦があるのだろうか」。あの時も同じことを願っていた俺。。。つ・づ・く
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