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テーマ:心のままに独り言(8524)
カテゴリ:傷だらけの天使
チータ。
傷だらけの天使 第1話「宝石泥棒に子守り唄を」 市川森一の代表作。ただし、第1話はベテラン・柴衛三郎が執筆。そして演出を担当したのは深作欣二。そのせいか第1話は深作映画好きなら分かる深作欣二の世界で構成。しかし、市川森一の創作と思われる、主人公の修には義理の妹に預けた息子がいる、という浪花節っぽい設定を上手く拾ってホロッとさせられる。修と享は綾部探偵事務所の下働きとして、綾部の秘書・辰巳にこき使われている。しかも探偵事務所とは名ばかりで、実際にはかなりきな臭い仕事も請け負っている。そのため海津警部を始め警察から常に目をつけられている。今回の依頼は宝石店へ強盗に入り、時価三億円の宝石を奪い、警察に捕まるようにという内容だった。ギャラは30万円。仕事は成功するが、逃げる途中にすれ違った男の子(坂上忍)に怪我を負わせてしまう。修はしばらく会っていない息子・健太のことを思い出す。そんなこんなで仕事の依頼の裏には宝石を横取りしようとするグループが存在し、さらに綾部はそのグループからの横取りを画策していた。この辺の設定は完全に深作欣二ですな。修は男の子(坂上忍)にすっかり同情し、辰巳から金を巻き上げようとする始末。結局、修、強奪グループ、綾部たちの争いに警察が介入したことで事件は収束する。修は綾部と辰巳から得た30万円を男の子(坂上忍)が住む団地にそっと届けるとバイクで走り去る。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月16日 20時09分52秒
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