男のほのぼの日記

2019/10/16(水)20:04

傷だらけの天使 第10話「金庫破りに赤いバラを」

傷だらけの天使(26)

だいじょうぶだあ。 傷だらけの天使 第10話「金庫破りに赤いバラを」 裏番組を意識し過ぎるがあまり、却って訳の分からない演出が連発したのを反省してか、前回ぐらいから分かりやすいお話に軌道修正。修よりも動かしやすい享をメインにしたお話も連発。ただし、演出に鈴木英夫を起用したのはしたたかさか、たまたまスケジュールが空いていただけだったのかは不明。ゲストは小松の親分さんブレイク前夜の小松政夫。初見時、修(萩原健一)と享(水谷豊)とのバランスの悪さから違和感だけしかなかったが、改めて観ると三枚目のくせして二枚目を気取ろうとする感じがカッコ悪くてカッコいい。そう感じた。修と享に与えられた仕事は、南雲電機の金庫から秘密書類を盗み出すこと。報酬は今回も20万円。警察に捕まるリスクがあるが、辰巳は二人に「ブタ箱は君たちの第二の故郷だろう」と。そんなこんなで修と享は守衛に雇われて南雲電機へ潜入。そこへ二人組の覆面強盗が現れて乱闘。覆面強盗は金庫から一千万円を強奪。修と享は覆面強盗の片割・一平(小松政夫)を捕まえ、持っていたバッグを奪う。中には一千万円が入っていただけで秘密書類は無かった。そんなこんなで享は再び南雲電機に潜入するが、殺害された守衛を見つける。そのことで修と享は重要参考人として全国に指名手配される。今回の依頼主である一瀬は南雲電機の株主だった。南雲電機の経営者たちは経営不振を理由に計画倒産を考え、秘密書類を競合相手の会社に売ろうとしているという。その前に秘密書類を奪取したかったが・・・。綾部は修が人殺しをするような人間ではないと言う。一平は修と享を自分のアパートにかくまう。それにしても何故二組が偶然にも同じ金庫を狙ったのか。またしても綾部の仕業か。一方、一平の相方は南雲電機の社長に雇われた殺し屋・吉岡(加納典明)に殺されていた。オープニングのスナップは加納の撮影によるもの。90年代初頭やたら過激だったが、ある一件を境に静かになる。気骨のある奴かと思っていたが。そんなこんなで修は綾部から自首するよう言われる。誰が自首するか?トランプで決めた結果、修が選ばれる。さて駅のコインロッカーに入ったままの一千万円。それを享と一平が横取り。さらに辰巳は享に南雲電機の社長を脅すよう勝手に命令。社長は吉岡に享たちを殺すよう命令。話は複雑になる。社長との取引場所で待つ享と一平。ブルース・リーごっこをしてじゃれあう二人。一平の足袋のほころびを見つけ「こういうの得意なんだ」とポケットから糸と針を取り出しあっという間に縫ってしまう享。いつも裁縫セットを持ち歩いていると言う。最終回を知らなくてもグッとくるシーン。そこに現れたのは社長ではなく吉岡。享は一平を逃がして捕らわれてしまう。このまま一千万円を持って彼女と高飛びを考える一平。しかし身を張って自分を守ってくれた享を見捨てるわけにはいかない。吉岡に股間をモミモミされて絶体絶命の享。そこへ警察と修がなだれ込む。一平が自首したのである。警察署で手錠を掛けられた一平とすれ違う修と享。「手前えなんか一生出てくるな!」と叫ぶ享。悲しげに振り向く修。お・わ・り

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