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テーマ:心のままに独り言(8579)
カテゴリ:傷だらけの天使
だっふんだ。
傷だらけの天使 第9話「ピエロに結婚行進曲を」 市川森一らしい救いのないお話。修は競馬で有金すべてをスッてしまう。そこへ享が儲け話を持ちかける。ある男に会い、仕事の依頼を引き受ければ100万円もらえるという。修はとある公園でその男と待ち合わせをする。磯崎というその男の依頼は妻の殺しだった。報酬は前金で50万円、仕事が終わった後に郵送で50万円支払うという。修には妻を殺害する理由が分からなかったが、磯崎は「そんな理由はいくらでもある」と事も無げに話す。翌日、磯崎の妻は惨殺死体で発見される。ペーパーナイフでめった突きにされていた。その記事が載った新聞を手にして享が現れる。「まさか兄貴が本当に人殺しをするとは思わなかったよ!」。そして50万円が届けられる。実は磯崎は近々綾部と結婚することになっていた。綾部の事務所に掲げられた綾部の父親の肖像画は、画家である磯崎の手によるものだった。辰巳はそのことを嫉妬する。綾部は本気で磯崎に惚れていた。そんなこんなで享は磯崎から呼び出され、今度は自分の愛人を殺してほしいと依頼する。愛人は女子大生ののりこ。享はのりこを拉致し、磯崎の本性を教える。やけくそになったのりこは享を求めるが、享は「わかんないよ-」と撃沈。そんなこんなでのりこは磯崎の元を訪れる。磯崎が自分を殺そうとした理由を問いただす。磯崎の妻を殺害したのはのりこだった。そのことが「いたずらがすぎた」と。のりこが恐ろしくなった磯崎はのりこをシャワールームに監禁して逃走。享はのりこに磯崎を諦めろと説得するが受け入れようとはしない。その頃、辰巳は勝手に磯崎の身元を調べ、財産目当てで綾部に接近してきたに違いないと断定。次から次に聞かされる話は綾部の知らないことばかりだった。「もうたくさん!」と激昂する綾部。そこへ植木ばさみを手にしたのりこが綾部を殺すために乗り込んでくる。それを取り押さえようとする享。植木ばさみは宙を飛び、綾部の父親の肖像画に突き刺さる。その顔から血が流れ出る。翌日、修は綾部から盗み出した拳銃を手に磯崎を襲撃するが、のりこが運転する車で逃げられてしまう。そこへ泣きながら享が現れる。のりこを連れてきたのは享だった。「惚れた女の最後の頼みだもん~」。怒り心頭の修。しかし享は「もう捕まえられないヨ~」という。のりこは磯崎共々車ごと崖から転落。驚愕する磯崎。夕日が沈む多摩川・狛江の五本松をとぼとぼ歩く修と享。「たまらん、たまらん、たまらんぜ、たまらん、こけたら、みなこけた」。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月16日 20時05分51秒
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