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テーマ:心のままに独り言(8547)
カテゴリ:おしどり右京捕物車
フラウ・ボウの制服。
おしどり右京捕物車 第1話「鞭(むち)」 パラリンオリンピック開催を記念して、パラリン時代劇の名作を観ることにしたね。地上波でもどんどん再放送してほしい。必殺シリーズ第4作として企画されながら諸事情により単独シリーズとして放送。「日本の冬は終わらない。人々は仕事に注ぐ情熱の一つで今日一日の暖を取る。だがもしその身に火の粉が降れば、自由も職も焼き尽くされたとしたらあなたは何を燃やして生きていくのか。天保十四年春、四月。一人の男の肉体に火事が起こった」(ナレーター・伊丹十三)。通勤する大勢のサラリーマン、列車の転覆、交通事故、学生運動、歩行者天国、火事など現代(※昭和49年)の日本が映し出される。凶賊・野洲の萬蔵(遠藤太津朗)のバカ息子が五重塔に娘を人質に立てこもっている。早速北町奉行所の与力・秋山左之介(諏訪博こと前田吟)らが駆けつけ着々と作戦を展開。そこへ颯爽と現れたのが同じく北町奉行所の凄腕与力・神谷右京(中村敦夫)。秋山の作戦を無視して単身で突入、バカ息子をボコボコにして捕える。秋山と岡っ引きの庄十(村松克己)は文句を言うが「俺には俺のやり方がある」と逆切れ。しかしそのバイオレンスぶりが災いし、萬蔵の仕掛けた罠に掛かり、妻はな(ジュディ・オング)の目の前で材木の下敷きになる。一命は取り留めたものの半身不随になり、奉行所からリストラされてしまう。しかも秋山が掛けあったものの退職金はたったの七両。奉行所の役人ではなくなったため、今の屋敷から出て行くように言い渡されている。今まで奉行所に尽くしてきたのは何だったのか。「今すぐ俺のほうから出て行ってやる!」。そんなこんなでとりあえず一軒家を借り、寺子屋を開く準備をしていたが、デマに踊らされた家主が怒鳴り込んでくる。「お前さんは町奉行所で弱い者いじめをして散々甘い汁を吸った挙句がお奉行様にバレてそれで八丁堀を放り出されたそうじゃねえか。明日になったら出てってもらうぞ!」。デマの発信元は萬蔵だった。はなの内職先も脅されていた。さらに家路を急ぐはなが萬蔵の下っ端たちに襲われる。家はすぐ目の前。右京は気付いているが足が動かないためはなを助けることができない。そして可愛がっていた猫まで殺される。二人は以前仕えていた爺やを頼って下総行きを決めるが、その道中ではなは流産してしまう。しばらく身を寄せていた寺の住職に礼を言う気丈なはな。そこへ住職のバカ息子・観念(下條アトム)と悪友の音三(太田博之)が手製のスーパー手押し車を持ってくる。軽くて丈夫、左右への方向転換も楽々、ブレーキまでついて超安全。その頃、右京は銛を括りつけた鞭を操るトレーニングに励んでいた。今や必殺必中の腕前。そしてはなを乗せた手押し車の試乗会の様子を見て決心する。「やれる。この女となら共にやれる」。右京はこのまま江戸に残ると言う。奉行所に戻るつもりもない。与力の家庭に育ったゆえに奉行所の卑劣さが許せない。自分に驕りもあった。「こんな身体になっても奴らに憎まれ続け、石を投げられ続けて初めて俺の生き様が分かったんだ。俺はやはり犬だ。だが公儀の、町奉行の犬ではない。神谷右京というただの犬だ」。そして一緒について来てほしいと初めてはなに頭を下げる。翌日、決着をつけるため萬蔵たちを呼び出す。「貴様ら親子は腰抜けだ!」「世の中で一番の半端者だ!」など散々挑発しまくると鞭の先に取り付けた銛であっという間に皆殺し。後日、右京は秋山に奉行所が手に負えない事件を回してほしいと頼む。報酬は一件一両。「お前って奴は・・・」「決まったな」。庭に佇んでいるはなを見つめる右京。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月13日 18時09分27秒
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